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【アメリカ】サステナビリティ目標の99%を達成した水産業のリーディングカンパニー 2014/02/10 最新ニュース

今回ご紹介するのは、北米に本拠を置く水産加工食品業界のリーディングカンパニー、High Liner Foods社のサステナビリティレポートムービーだ。

High Liner Foods社は2010年に、2013年までに同社が調達する水産物の100%を持続可能な資源から調達する、という非常に高い目標を掲げた。そして同社はこの目標を達成するために、自社のサプライヤーに対して下記3つの基準を設けた。

  • サステナビリティに関する認証を受けている
  • 完全なサステナビリティ評価のもとに置かれている
  • もしくは、漁業や水産養殖業の持続可能性改善に取り組んでいることが証明できる

その結果、同社は2013年の12月までに、水産物の持続可能な調達を目標の99%まで達成した。同社の発表によれば、ピラティア(98%)とエビ(91%)を除く他の水産物については100%目標を達成している。

水産資源のサステナビリティ向上は同社の事業に直結する。サステナビリティ調達は長期的な原料調達の安定につながるだけでなく、消費者の安全や信頼にもつながり、本業への好影響も大きい。

水産加工業界のリーディングカンパニーであるHigh Line Foods社ならではの素晴らしい取り組みだと言えるが、このビデオには、取り組みだけではなく他にも素晴らしい点がある。

大きく分かりやすい文字に心地よい映像と音楽というクリエイティブの質の高さもさることながら、ムービーの途中では上記の高い目標を達成する上で同社に協力してくれた各種団体をロゴ入りで紹介するなど、各ステークホルダーに対するきめ細やかな配慮が感じられる。自社だけではなく業界全体で取り組んでいこうというメッセージが込められている点が魅力的だ。

そして、掲げた目標の結果報告に終わるだけではなく、今後に対してのコミットメントもしっかりと含まれており、同社のサステナビリティに対する一貫した姿勢がうかがえる内容となっている。

“Sustainability is not an option. It’s the answer.(サステナビリティの追求は、数ある選択肢の一つではなく、答えそのものだ。)”という同社のメッセージは心に響くものがある。

【企業サイト】High Liner Foods Incorporated

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