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【中国】石油化学サービス世界大手Jereh Group、グローバル・コンパクトに署名 2014/07/11 最新ニュース

石油プラント

中国のグローバル大手も、国連グローバル・コンパクトへの署名に関心を持ち始めている。中国メディアの調べによると、石油ガス化学関連サービス世界大手のJereh Group(傑瑞集団)が、国連グローバル・コンパクト事務局の審査をすでにに完了し、国連グローバル・コンパクトへ署名したことが明らかになった。Jereh Groupは、中国・山東省煙台に本社を置くグローバル企業で、現在、60カ国・地域余りのクライアント企業に対して、石油や天然ガスの掘削、精製、輸送、液化、燃料供給の一連の工程の設計、調達、建設サービスを提供している。

国連グローバル・コンパクト(UNGC)は、1999年に当時事務総長であったアナン氏によって提唱され、2000年7月に正式に国連本部に発足した自発的な取組。国連グローバル・コンパクトは、「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の4分野・10原則で構成されており、持続可能な成長を実現させていくというもの。企業は自主的に事務局に対して申請し、認可されることで署名でき、すでに、世界約145カ国で1万を超える団体(そのうち企業が約7,000)が署名しる。

今、現在、国連グローバル・コンパクトに署名している企業数は、日本が196、中国134。市場規模や企業文化の違いから単純比較はできないが、新興の中国企業もかなり積極的に国連グローバル・コンパクトに署名している。Jereh Groupもすでに世界全体で5000人以上の従業員を有している巨大企業。今回の署名を通じて、企業内に透明性・公平性のあるガバナンス体制を確立し、労働環境の改善を実施し、環境保護にも力を入れていくという。

国連グローバル・コンパクトに署名している企業には、Communication on Progress (以下、COP)という書面を毎年提出する義務がが課せられている。COPは、署名企業からステークホルダーに向けた年次活動報告であり、グローバル・コンパクト10原則の実践状況と成果について報告しなければならない。日本企業と同様に、中国企業もグローバル規模でビジネスをするようになり、企業のサステナビリティを高めていく取組が求められてきており、それが企業ガバナンスのあり方にも反映されるようになってきた。

【企業サイト】Jereh Group
【機関サイト】国連グローバル・コンパクト

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