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【バミューダ】スピリッツ最大手のバカルディ、サトウキビ産業全体のサステナビリティを推進 2014/09/05 最新ニュース

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スピリッツ世界最大手のバカルディ社は、ラム酒ブランド「Bacardi」で有名だが、そのサトウキビ産業における積極的なサステナビリティ活動にも注目したい。同社は「Bacardi」の主成分となる糖蜜(サトウキビから作られる糖液)のより持続可能な調達を目指しており、サトウキビ産業全体のサステナビリティ向上に取り組んでいる。

そのバカルディ社の活動を支援しているのがBonsucroだ。Bonsucroはサトウキビ産業における人権、労働環境、生物多様性の維持、環境面、経済面など様々な観点に基づく計量可能なサステナビリティ基準「Bonsucro基準」を設けると共に、その認証制度も構築しているグローバルNPOだ。バカルディ社はBonsucroの創設メンバーでもあり、Bonsucroと共にサトウキビ産業におけるサステナビリティ活動に共に取り組んできた。

同社はサトウキビサプライヤーと共に、この高いサステナビリティ基準をクリアできるよう、継続的に取り組んでいる。2022年までの目標は、ラム酒「Bacardi」に使用されるサトウキビ製品の100%を認証済みの持続可能な調達由来のものにすることだ。この目標に向けて、例えばフィジー諸島ではWWF(World Wildlife Fund、世界自然保護基金)と協働により、サトウキビ生産者に対する生産量増加や水利用削減、地域に甚大な悪影響をもたらす伝統的な農業慣習を止めるための教育など、持続可能な農業を支援に取り組んでいる。

バカルディ社にてグローバル・サステナビリティ・ディレクターを務めるDave Howson氏は「サトウキビ産業にはもともと数多くの課題があり、だからこそBonsucroの存在はとても重要だ。Bonsucroはサトウキビ産業のサステナビリティ向上に本当に良く取り組んでいる。また、Bonsucroと我々のコミットメントは、当社の将来の発展にとっても非常に重要な要素だといえる」と語る。

また、バカルディ社のサステナビリティ活動は、環境への影響ゼロを目標に掲げている「Good spirited: Building a Sustainable Future」というビジョンに根差しており、その活動の効果も顕著に表れてきている。実際に、2006年と比較して温室効果ガス排出量は28.5%減少、再生不可能なエネルギーの使用量も27.7%減少した。

同社はさらなる高みを目指し、サプライチェーンの段階別(調達、梱包、運用)に2022年までの目標を以下のように掲げている。

  1. 調達:生産者やサプライヤーの利益を維持・改善させつつ、再生可能、再利用可能な原料や梱包材を使用する。バカルディ社のラム酒の原料として使われるサトウキビの調達は、2017年までに40%、2022年までに100%、Bonsucro 基準で認証されたサプライヤーから調達する。
  2. 梱包:パッケージや店頭マテリアルには環境に配慮した材質、デザインを用いることとする。2017年までに10%、2022年までに15%の包材の減量を目指す。
  3. 運用:2017年までに排水量55%減、温室効果ガス排出50%減量、埋め立てゴミは2022年までにゼロにすることを目標とする。

同社は業界の中でも特にサステナビリティに積極的に取り組む先進企業として知られている。同社の活動について詳しく知りたい方はぜひ下記ページも参考にしてほしい。

【企業CSRページ】Good spirited
【企業サイト】Bacardi & Company Limited
【団体サイト】Bonsucro

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