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【スイス】RepRisk、最も問題ある世界の採鉱プロジェクトTOP10を発表 2014/10/12 最新ニュース

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企業のESGリスクデータ分析を手がけるスイスのRepRiskは、世界で最も問題視されている10の採鉱プロジェクトに関する最新レポート「Most Controversial Mining Projects」を公表した。同社のESG分析によると、選出されたこれら10のプロジェクトは、過去2年間でESGの観点から最も強い批判の的になっていたという。

石炭やその他の金属類を採掘する鉱山は、先進国、発展途上国を問わず世界のあらゆる場所に存在しており、それらの鉱山のいくつかは健康や安全上の問題、低賃金労働、劣悪な労働環境、人権侵害、環境や地域コミュニティへの被害にいたるまで幅広い課題を抱えているのが現状だ。

今回RepRiskが選定した10の採鉱プロジェクトは下記の通り。

1. Marikana Platinum Mine(南アフリカ)
2. Soma Komur Isletmeleri Mine(トルコ)
3. Monywa Copper Project(ミャンマー)
4. Mount Polley Mine(カナダ)
5. Doornkop Mine(南アフリカ)
6. Abkhorak Coal Mine(Samangan Coal Mine)(アフガニスタン)
7. Obed Mountain Mine(カナダ)
8. Zogota Iron Ore Project(VBG Simandou Project)(ギニア)
9. Aviemore Anthracite Coal Project(南アフリカ)
9. Gyama Polymetallic Mine(中国)

過度に劣悪な労働環境のもと低賃金労働が行われている鉱山として1位に選出された南アフリカ共和国のプラチナ鉱山では、警察と鉱山の労働組合とが激しく衝突している。また、2位には今年の5月に労働者301名以上の死者が出る史上最も悲惨な事件が起こしたトルコの炭鉱が選出されている。

同調査レポートを公表したRepRiskは、世界中の企業やプロジェクトを対象にESGリスクの調査・情報収集・分析を実施しているビジネス・インテリジェンスのプロバイダーだ。同社の調査や報告は14カ国語以上に訳され、各国の地域メディア、政府、NGO、新聞などを通じて配信されており、これまでに同社が集めたESGに関するデータベースは44,000の企業、10,000のプロジェクト、7,000のNGO、5,000の政府関連機関に上る。

調査レポートの詳細は下記から確認可能。

【レポート】Most Controversial Mining Projects
【企業サイト】RepRisk

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