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【デンマーク】ノボノルディスク、2014年度の統合レポートを公表 2015/03/02 最新ニュース

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デンマークに本拠を置く製薬グローバル大手のノボノルディスクは2月3日、2014年度の統合報告書を公表した。同報告書は同社の財務・社会・環境面における業績を統合し、長期目標に向けた進捗をまとめたものだ。

2014年度の報告書では、都市化と糖尿病との結びつきを解決するための同社の新たなグローバルイニシアチブ、Changing Diabetes®も含む、糖尿病予防・治療・完治に対する同社のコミットメントについて触れられている。同イニシアチブは世界の大都市における糖尿病の根本的な原因を特定、解決するためのパートナーシッププログラムだ。

報告書の公表にあたり、ノボノルディスクのマーケティング・薬事・ステークホルダーエンゲージメント担当副社長のJakob Riis氏は「財務・社会・環境のボトムラインを考慮することは、長期的に優れたビジネスを展開する最良の方法だ。我々の仕事は、慢性疾患を抱えながら生きている何百万もの人々を救うことだ。彼らは我々に依存している。我々は責任ある形で展開するという長期的なコミットメント共に、彼らのために存在しているということを知ってほしい」と語った。

2014年度の統合報告書の主な内容は下記の通り。

社会面における業績

  • 推定2440万人が糖尿病治療の製品を手にした
  • 自社内で3,000以上の新たな雇用を創出
  • 高いレベルで従業員エンゲージメントおよびNovo Nordisk Wayへの忠誠を維持

環境面における業績

  • 200%の事業成長の中で、製品生産のためのエネルギーから生まれるCO₂を2004年から絶対量で45%削減するという長期目標を実現
  • 2013年と比較して1%のエネルギー消費量を削減

ノボノルディスクの取り組みは上記のように順調な進捗を見せる一方で、報告書ではいくつかの課題についても言及されている。2013年と比較して水消費量は10%増加しているほか、ダイバーシティへの取り組みに関しては、2014年末までに全てのシニアマネジメントチームを男女双方および2国籍以上の構成にするという目標が達成できなかった。

Jakob Riis氏は「トリプルボトムラインにおける成果を測定・報告することで、我々はより自社のもたらす影響を管理できるようになり、事業をより持続可能にすることができる」と語る。

ノボノルディスクの統合報告書は、コーポレート・レジスター社の主催するCRRA(Corporate Register Reporting Awards)2014にてBest integrated reportを受賞するなど、その質の高さで広く知られている。同社の2014年度の統合報告書は下記からダウンロード可能なので、興味がある方はぜひ参考にしてほしい。

【レポートダウンロード】Novo Nordisk Annual Report 2014
【企業サイト】Novo Nordisk

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