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【アメリカ】LGエレクトロニクス製オーブンコンロ、新サステナビリティ規格を世界で初取得

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LGエレクトロニクスが販売する一体型オーブンコンロが、米国家電製品協会(以下、AHAM)、CSAグループ、UL Environmentが新たに開発したSustainability Standard for Household Cooking Appliances(家庭用調理器具のためのサステナビリティ規格)の取得第1号となった。

調理器具に関するこの新しいサステナビリティ規格は、材料、製造とオペレーション、製品使用中のエネルギー消費、技術革新、使用後の廃棄処理という、製品ライフサイクルにおける5つの領域における環境インパクトを図るものだ。

LGエレクトロニクスUSAの副社長兼家庭用品の責任者を務めるT.J. Lee氏は「当社が長年取り組んできた環境サステナビリティは、今や顧客にとっても重要となってきている。新しいサステナビリティ規格の認証を受ける最初の製品が当社の製品であることを誇らしく思う。LGは今後もCSAグループと協働し、製品ライフサイクルのあらゆる側面における取り組みをリードしていく」と語った。

また、CSAグループのCEOを務めるAsh Sahi氏は、LGエレクトロニクスについて「新サステナビリティ規格の初めてとなる合格製品の製造企業として、単に規格認証を目指した製品の製造だけに留まらない取り組みを行っている」と評価した。さらに、新サステナビリティ規格の開発に協力したAHAMの会長を務めるJoseph M. McGuire氏は「我々は今後も、消費者や小売業者が家庭用品の持続可能性を比較するための信頼できるツールとして、家庭用調理器具の規格開発にコミットしていく」と語った。

同規格に合格したオーブンコンロには、オーブン内部を水で洗浄した後EasyCleanというボタンを押すと、まだ残っている汚れを拭き取ってくれるLG EasyClean™という機能が備えられている。そのおかげでオーブン内を清浄に保つための化学物質も高熱化機能も必要がなくなった。

同製品の赤外線グリルは予熱する必要がなく、調理時間を約20%削減できるとのことだ。さらに、赤外線グリルで調理した料理は今までの火を使用した調理よりもジューシーに仕上がるという。また、True ConvectionおよびEvenJet™ Convectionという熱対流機能によって加熱時間の短縮とより均等な熱分布が可能となり、これまで以上にきめ細かな調理ができるようになった。

二つの異なる料理をそれぞれ違った温度で同時に調理できるのも同製品の特長のひとつだ。性能と利便性、さらにはサステナビリティも備えられた、非常に優れた製品だと言える。同製品は日本国内では未販売であるものの、普段の生活に欠かせない家庭用品にこのようにサステナビリティに配慮した製品を選択することも重要だ。

【企業サイト】LG Electronics USA
【参考サイト】http://www.comm-2000.com/ProductDetail.aspx?UniqueKey=29071

(※写真提供:Kobby Dagan / Shutterstock.com

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