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【アメリカ】ボーイング、航空業界の「エコカンパニー・オブ・ザ・イヤー」を受賞

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 航空機メーカー大手のボーイングは3月30日、航空業界向けメディアのAir Transport World(以下、ATW)が主催する第41回Annual Airline Industry Achievement Awardsにおいて、航空業界の中で最も環境に配慮している企業として「エコカンパニー・オブ・ザ・イヤー」に選出された。

 ATWの編集者はボーイング社の功績を「過去最高の低燃費と低排出ガスを実現した航空機」と高く評価した。これまでボーイング社が取り組んできた持続可能な航空バイオ燃料の開発や、燃費向上や排気、騒音の削減を目的としたBoeing ecoDemonstrator Programの世界規模での取り組みが認められた形だ。

 「成功し続けるためには、航空機も持続可能なものでなくてはならない。ボーイング社はこのことをよく理解しており、多くの人々と協働しながら環境に優しい航空機の開発を進めてきた。」とATW編集長のKaren Walker氏は語る。

 また、ボーイング社のCEOを務めるRay Conner氏は「顧客や政府、研究機関などその他多くの人々との協力関係のもとで我々が主導してきた取り組みがATWの『エコカンパニー・オブ・ザ・イヤー』として評価されたことを光栄に思う。この賞は、我々の航空業界におけるクリーンでより良い未来に向けた献身的な取り組みを評価してくれている」と喜びを語った。

 今年のAnnual Airline Industry Achievement Awardsでは、ボーイング社の顧客であるサウスウェスト航空やルフトハンザドイツ航空、カザフスタンの航空会社エア・アスタナやエチオピア航空なども同様に航空業界の先進的な取り組みを主導したとして表彰されている。

 航空業界では、環境に配慮した航空機の開発、持続可能な形で調達された機内食の推進、持続可能なバイオ燃料の開発、空港設備のグリーン化など、航空機メーカー、航空会社、空港会社などがこぞってサステナビリティ活動を推進している。

 グローバル化の進行により世界の交通インフラとしての重要性が高まり、飛行機利用人口の増加に伴い環境への負荷も高まっている航空業界では、サステナビリティの推進がコスト削減や顧客獲得など様々な観点から各企業にとっての新たな事業機会となっている。

【企業サイト】Boeing
【企業サイト】Air Transport World
【参考ページ】ATW's 41st Annual Airline Industry Achievement Awards

(※写真提供:Maxene Huiyu / Shutterstock.com

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