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【国際】ダウ・ジョーンズ、ESGインデックス「DJSI」の銘柄入れ替えを発表。日本企業の新採用は9社

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 金融インデックス開発世界大手S&P Dow Jones Indices(S&P DJI)は9月8日、Dow Jones Sustainability Induces(DJSI)シリーズの銘柄評価機関の役割を担っているRobecoSAMとともに、DJSIシリーズの年間分析結果および採用銘柄入れ替えを発表した。DJSIシリーズは、1999年に誕生して以来、ESGインデックスの老舗として存在感を示してきている。DJSIシリーズは最新のRobecoSAMの企業評価「Corporate Sustainability Assessment(CSA)」に基づき、年に1度銘柄入れ替えを行っている。

 今年のDJSIシリーズの銘柄入れ替えでは、CISCO Systems、Royal Dutch Shell、Adobe System等の銘柄が新たに採用された一方、Intel、Samsung Electronics、British American Tabacco等の銘柄が除外された。

 DJSIシリーズには、世界の上場企業全体を対象とするもの、米国上場企業のみを対象とするもの、先進国国上場企業のみを対象とするものなど複数のインデックスがある。入れ替え後の採用銘柄一覧はRobecoSAMによって9月12日に公表された。インデックスの銘柄入れ替えは9月19日から反映された。その中で最も代表的なインデックスである世界の上場企業全体を対象とし世界300銘柄以上で構成される「DJSI World」に、新たに採用された日本企業は、ブリヂストン、日産自動車、ナブテスコ、積水ハウス、大和証券グループ、国際石油開発帝石、イオン、シスメックス、MS&ADインシュアランスグループホールディングス。また、昨年に続き銘柄に採用されたのは、伊藤忠商事、小松製作所、丸紅、三井物産、TOTO、パナソニック、積水化学工業、ベネッセホールディングス、野村ホールディングス、味の素、花王、損保ジャパン日本興亜ホールディングス、東京海上ホールディングス、富士通、富士フィルムホールディングス、日立製作所、コニカミノルタ。日本企業の採用は合計26社。

 RobecoSAMによると、今回のCSA回答では、グローバル大手企業は、「ビジネス行動規範の制定」、「コーポレート・ガバナンス」、「環境ポリシー・マネジメントシステム」の3項目では点数が高かったものの、「事業活動の環境効率」、「人的資本開発」、2016年から新設された「マテリアリティ特定」の3項目では点数が低かったという。

【参照ページ】Results Announced for 2016 Dow Jones Sustainability Indices Review

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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