Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【フランス】ビル・ゲイツら、ゼロカーボン・エネルギー技術に投資するBreakthrough Energy Coalitionを発足

shutterstock_326540090

 COP21の開幕に合わせ、革新的なテクノロジーとビジネスを通じて世界を変えてきた起業家らが、気候変動という人類共通の課題解決に向けて力を結集する。マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツ氏らを初めとする著名IT起業家、投資家らが、ゼロカーボン・エネルギー技術への投資を目的とするクリーンエネルギーファンド、Breakthrough Energy Coalitionを立ち上げると公表した。

 同グループは、COP21の初日に公表されたクリーンエネルギーイノベーションを推進する政府間国際イニシアチブ、Mission Innovationに関連して発足した民間セクターの投資家グループだ。Mission Innovationと連携し、官民協働の取り組みを展開していく。なお、Mission Innovationには現在日本も含む20ヶ国が参加している。

 Breakthrough Energy Coalitionは10か国、28名の投資家で構成されており、創設者にはアマゾン創業者のジェフ・ペゾス氏、セールスフォース創業者のマーク・ベニオフ氏、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏、タタ・グループ会長のラタン・タタ氏、アリババ創業者のジャック・マー氏、ソフトバンク創業者の孫正義氏、ヴァージン・グループ創業者のリチャード・ブランソン氏、そして著名投資家のジョージ・ソロス氏など、世界の産業界を代表するリーダーらが名を連ねる。

 今後はゼロカーボン・エネルギー技術の創出につながる初期段階のアイデアやエネルギー企業への投資を通じ、気候変動問題の解決に向けて革新的なクリーンエネルギーソリューションの市場化を目指す。

 ビル・ゲイツ氏をはじめ、今、世界の産業界を牽引するIT起業家らが考えていることは「テクノロジーを通じてどのように世界をよくするか」という一点に尽きる。Breakthrough Energy Coalitionから投資を受けた企業がどのように21世紀のエネルギー市場を作り変えていくのか。今後の展開が楽しみだ。

【参照リリース】Breakthrough Energy Coalition to Invest in Zero-Carbon Energy Technologies
【団体サイト】Breakthrough Energy Coalition
【団体サイト】Mission Innovation

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。