Sustainable Japan QUICK ESG研究所

【日本】GPIF水野CIO、国連責任投資原則(PRI)の理事に選出 2016/11/21 ESG

election

 国連責任投資原則(PRI)は11月18日、理事(ボード)メンバーの選挙結果を公表した。

 本選挙には年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の水野弘道CIOが立候補しており、信任投票により当選が確定した。この結果、同氏は2017年1月1日より任期3年でPRIの理事を務めることとなる。

 今年9月後半に投票開始となった本選挙は、11月11日に投票が締め切られ、18日にPRIのホームページ上で結果が公表された。アセットオーナー枠の空きポスト(2つ)に対して、GPIFの水野氏と、スウェーデン年金基金AP2のCEOであるEva Halvarsson氏の2名が立候補。また、非アセットオーナー枠の空きポスト(1つ)に対しては、Pacific Risk AdvisorsのCEO James Pearson氏と、Vigeo EIRISのDirector of International Affairsを務めるPeter Webster氏の2名(いずれもサービスプロバイダー枠)が立候補していた。

 アセットオーナー枠は信任投票の形となり、水野氏は同じくアセットオーナーのカテゴリーに属する署名機関が投じた票のうち91.0%の信任票を得て当選を果たした。一方、非アセットオーナーは1つの椅子を2名で争う形となり、Peter Webster氏がサービスプロバイダーのカテゴリーに属する署名機関が投じた票のうち58.7%を獲得。 James Pearson氏(32.6%)を破り当選を果たした。
(※VigeoEIRISはQUICK ESG研究所のパートナーです)

 GPIFは、昨年9月にPRIに署名し、国内、海外を問わずスチュワードシップ活動を積極的に推進してきた。今回水野CIOがPRI理事に選出されたことにより、GPIFはグローバルな責任投資においてより大きな役割を担い、存在感を発揮していくことになるだろう。
 

表:PRIボードメンバー一覧(2017年1月~、暫定) ※太字が今回の選挙で選出されたメンバー
%e5%bd%b9%e5%93%a1%ef%bc%882017-1%e6%9c%88%ef%bd%9e%ef%bc%89
出所:PRIホームページよりQUICK ESG研究所作成

(補足:「非アセットオーナー」のメンバーは、「アセットマネージャー」から選出されるメンバーと「サービスプロバイダー」から選出されるメンバーに分かれる。今回の選挙では「サービスプロバイダー」から選出されるメンバーを決定した。)

【関連記事】
【RI 特約記事】GPIFのCIOが国連責任投資原則(PRI)の理事に立候補

QUICK ESG研究所

Facebookコメント (0)

ページ上部へ戻る