Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【イギリス】ウォルマート完全子会社Asdaとセインズベリーが経営統合

 小売世界大手米ウォルマートは4月30日、同社英国完全子会社Asdaと英小売大手セインズベリーが経営統合すると発表した。事業規模の拡大により、売上とコストの両面でのシナジーを狙う。英競争・市場庁からの承認はまだ出ていない。存続会社はセインズベリー。統合が完了すると、売上510億ポンド(約7.6兆円)で市場シェア31.4%の巨大企業が誕生。英小売首位のテスコの市場シェア25.6%を超える。

 統合後も両社の店舗ブランドは存続する。ウォルマートは、新会社の株式42%を保有するが、議決権は最大29.9%に留める。AsdaのRoger Burnley CEOは引き続きCEOを続投するとともに、新会社の取締役にも就任する。ウォルマートは統合後もAsdaの確定給付型年金制度を維持する。

 Asdaの債務・税・年金負債引き後の企業評価額は73億ポンドで、ウォルマートは29億7,500万ポンドのキャッシュを手にする。またウォルマートは、今回の経営統合により毎年5億ポンド以上のコスト削減が可能となり、浮いた費用は顧客に還元するため約10%商品価格を引き下げられると発表した。

【参照ページ】Walmart and Sainsbury’s announce combination of Sainsbury’s and Asda, Walmart’s wholly owned UK business

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。