EUの金融報告フレームワーク検討機関European Financial Reporting Advisory Group(EFRAG)11月5日、現在EUで法制化が進められている企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に基づき、「欧州サステナビリティ報告スタンダード」の原案を策定を担当する専門家ワーキンググループ(EWG)のメンバーを発表した。
EFRAGでは、すでに実務家レベルでの「欧州サステナビリティ報告スタンダードに関するプロジェクトタスクフォース(PTF-ESRS)」で具体的な基準案の作成が進められており、今回発足したEWGは、PTF-ESRSから提出されたスタンダード案のレビューや精査を担当する。
EWGのメンバーは71人。スタンダードの基本骨格、気候変動、労働、ガバナンス、中小企業、フォーマット、セクター別ガイダンス等の分科会に分かれており、所属、国籍、性別等のダイバーシティも確保した。
EFRAGは11月末に最初の草案を発表する予定。
【参照ページ】APPOINTED – MEMBERS OF THE EXPERT WORKING GROUPS TO PROVIDE INPUT ON THE DRAFTING OF EUROPEAN SUSTAINABILITY REPORTING STANDARDS
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら