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【国際】UNDP、主要50ヶ国の公共部門男女平等ランキング2017発表。日本は40位でG7中最低

 国連開発計画(UNDP)と米独立系学術シンクタンクのウィルソン・センターは11月29日、公共部門での女性リーダーシップの機会改善を目指すイニシアチブの一環として、主要50ヶ国のランキング「世界女性リーダーシップ・イニシアチブ・インデックス(Global Women’s Leadership Initiative Index)」を発表した。国連持続可能な開発目標(SDGs)の一環として、女性の地位向上が目的。2050年までに公共部門で女性が半分となることを目指している。

 同インデックスは、立法、司法、行政、軍、NGOの5つの分野を対象とし、「キャリアパス」「地位」「権力」の3つの観点で国別評価を行った。世界全体では、NGOが最も男女機会均等が進んでおり、女性リーダーが29.7%を占めている。しかし、NGOの女性従事者は43.9%であり、NGOでも女性幹部には壁があるという結果となった。

国別ランキング

  1. スウェーデン(69.65)
  2. フィンランド(65.82)
  3. ノルウェー(65.76)
  4. カナダ(65.57)
  5. スロベニア(61.39)
  6. フランス(59.46)
  7. アイスランド(58.82)
  8. ニュージーランド(57.98)
  9. スペイン(57.59)
  10. アイルランド(54.77)

 上位は、ダイバーシティが進んでいると言われる欧米勢が独占。G7では、カナダ4位、フランス6位、ドイツ11位、英国20位、米国27位、イタリア28位、日本40位。アジア諸国では、フィリピン21位、韓国25位、日本40位、タイ41位、インドネシア42位、インド43位、中国49位だった。最下位50位はサウジアラビア。

 日本は、機会均等の制度面の担保を示す「キャリアパス」は、52.23と平均(54.78)をやや上回った。しかし、実質的な女性の権力獲得を示す「権力」は、46.17と平均(54.50)を下回り、さらに実際の女性割合等で構成される「地位」は、15.25と平均(31.56)を大きく下回った。

【参照ページ】UNDP and partners launch Global Women’s Leadership Index for 50-50 women leaders in public office by 2050
【ランキング】GLOBAL WOMEN'S LEADERSHIP INITIATIVE INDEX

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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