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【オランダ】グローバル企業ら12社、新たに製品単位のソーシャルインパクト測定メソッドを開発

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サプライチェーンや製品ライフサイクルがグローバルに拡大し、より複雑化している現在においては「透明性の向上」「ソーシャルインパクト測定」といったテーマがグローバル企業にとっての新たな優先課題となっている。そのため、自社のサプライチェーンや製品ライフサイクルに潜むリスクや改善の機会を見つけ出すための優れたツールの必要性も高まってきている。

そのような背景をもとに、オランダのサステナビリティコンサルティング会社PRé Sustainabilityは9月1日、新たに製品単位のソーシャルインパクト測定を支援するハンドブック、”Handbook for Product Social Impact Assessment”を公表したと発表した。このハンドブックは同社が主催・運営しているRoundtable for Product Social Metricが主体となり作成されたもので、製品ライフサイクル全体を通じてソーシャルインパクトを評価するための革新的な方法が紹介されている。

Roundtable for Product Social Metricは異なる業界から12のサステナビリティ先進企業が参加しているラウンドテーブルで、参加企業にはAhold、Akzo Nobel、BASF、BMW Group、DSM、L’Oreal、Marks & Spencer、Phillips、RB、 Steelcase、The Goodyear Tire & Rubber Companyなどが名を連ねる。

既にソーシャルインパクト測定のためのツールやガイドラインは多く開発されているが、それらのほとんどは企業単位のもので、製品単位で最適な意思決定を行うために必要な具体的ツールや測定結果は提供されてこなかった。

今回Roundtable for Product Social Metricが公表したハンドブックは製品単位のソーシャルインパクト測定方法を示すもので、業界横断で適用可能なツールとなっている。製品ライフサイクル全体を評価し、サプライチェーンを通じてリスクと改善機会を洗い出し、サステナブルな製品開発および報告、コミュニケーションの改善することができるという。

同ハンドブックは下記から無料でダウンロード可能だ。

【ダウンロード】Handbook for Product Social Impact Assessment
【企業サイト】PRé Sustainability

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