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【アメリカ】議決権行使助言のISS、ESGリスク分析のRepRiskと戦略的提携 2015/10/03 ESG

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 議決権行使助言の世界最大手、Institutional Shareholder Services Inc.(以下、ISS)は9月8日、ESGリスク分析大手のRepRiskと戦略的に提携すると発表した。今後、ISSは顧客向けにRepRiskのESGソリューションも提供していく。

 ISSはアセットオーナーや投資マネジャー、ヘッジファンドらの顧客に対してRepRiskの資産管理プラットフォーム、データフィード、モニタリングレポートの提供を開始する。ISSの顧客はこれらのプラットフォームを活用することでESG課題に関わる企業のレピュテーションやコンプライアンス、投資リスクの管理が可能となる。また、同プラットフォームはスクリーニングツールとして投資ポートフォリオの企業の活動を動的にモニタリングし、投資分析やエンゲージメント、エクスクルージョンの判断に活用することも可能だ。

 ISSにて最高売上責任者を務めるStephen Harvey氏は「非財務リスクに焦点を絞る機関投資家の数は世界的に増えており、我々の顧客はRepRiskの調査・データ・解析へアクセスすることで非常に多くの利益を得るだろう。特に重要なことは、RepRiskが提供するソリューションはISSの顧客が受益者のために最もパフォーマンスが良いポートフォリオの構成要素を選択する際に役立つし、国連責任投資原則や、現在投資家の注目を集めている他のESG投資スチュワードシップに関するガイダンスの遵守にも対応していることだ」と語った。

 RepRiskは現在世界55,000社以上の公的・民間企業に関するリスク情報を網羅しており、リスク管理、コンプライアンス、投資管理、ベンチマーク、サプライヤーリスクなどのデューデリジェンスツールとして活用できる包括的なESGリスクデータベースを構築している。

 ISSとRepRiskの戦略的提携により、機関投資家らはより詳細かつ信頼性の高いESGデータに基づく意思決定やエンゲージメントが可能となる。投資家サイドの非財務リスクに対する関心は今後もますます高まることが予想される。

【参照リリース】ISS Announces Strategic Partnership with RepRisk to Offer ESG Solutions
【企業サイト】ISS
【参考サイト】RepRisk

株式会社QUICK ESG研究所

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