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【国際】S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス、新たに3つの気候変動指数を開始 2015/10/04 ESG

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 S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは9月17日、新たに3つの気候変動指数シリーズを公表した。加えられたのはS&P Global 1200 Carbon Efficient Index Series、S&P Global 1200 Carbon Efficient Select Index Series、S&P Global 1200 Fossil Fuel Free Index Seriesの3つで、いずれもS&Pグローバル1200社の中から選定されている。

 S&P Global 1200 Carbon Efficient Index Seriesは、S&Pグローバル1200構成銘柄のパフォーマンスを測定するもので、GICS(世界産業分類基準)に基づく業界平均と比較して炭素排出量レベルが低い銘柄をオーバーウェイト、排出レベルが低い銘柄をアンダーウェイトとしている。

 また、S&P Global 1200 Carbon Efficient Select Index Seriesも同様にS&Pグローバル1200において炭素排出量削減を実現している企業のパフォーマンスを測定するものだが、Select Index Seriesではウェイトを変えるのではなく、相対的に炭素排出量が多い銘柄は除外されている。なお、これらの2つの指数の基準となるカーボン・フットプリントデータはTrucostが公表している企業の年間の温室効果ガス排出量に基づいている。

 そしてS&P Global 1200 Fossil Fuel Free Index は、S&Pグローバル1200の構成銘柄の中から化石燃料関連銘柄を除いた企業のパフォーマンスを測定するものだ。第三者や自社発電も含めていかなる化石燃料の使用も除外対象となっているが、石炭に関しては除外対象が燃料炭に限られており、冶金や原料炭の採掘に従事している企業は対象外なっている。化石燃料の所有に関する調査はサステナビリティ投資格付の大手 RobecoSAMが実施した。

 気候変動リスクに対する投資家の懸念は年々高まっており、今回のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスによる新たな3つの気候変動指数の設定も、そうした投資家のニーズを受けてのものだ。

【参照リリース】Three New Climate Change Index Series Launched by S&P Dow Jones Indices
【企業サイト】S&P Dow Jones Indices

株式会社QUICK ESG研究所

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