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【中国】上海証券取引所、中国初となる炭素効率指数「SSE 180 Carbon Efficient Index」を公表 2015/10/07 ESG

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 上海証券取引所および中証指数有限公司は9月8日、中国で初となる炭素効率指数、SSE 180 Carbon Efficient Index(上海180炭素効率指数)を公表した。同指数は自然資本会計を推進する英国Trucost社のデータに基づくもので、新たな指数は業界平均以上の財務パフォーマンスを上げていながら非常に低い炭素排出量を誇る企業を特定するのが目的だ。

 現在中国は環境に配慮した低炭素経済主導の経済成長戦略に重点を置いており、中国企業は更なる環境パフォーマンスの改善が求められている。今回公表された新しい指数は投資資産をより炭素効率が高い企業へと融通させることで低炭素経済への移行を促進するものだ。

 上海180炭素効率指数の策定にあたり、Trucostは世界5,000以上の上場企業およびサプライチェーンの環境パフォーマンスを記録している同社の環境データベースを活用し、上海180指数の全企業の炭素排出量を測定した。同指数では業界ごとのウェイトはベンチマーク指数と一致しているが、各業界においては業界内で排出量が低い企業が重みづけされており、炭素排出量の多い一部の会社は除外されている。

 上海180炭素利用指数は炭素リスクの最少化と収益最大化の双方を実現するための指数として期待されている。実際に2013年7月以降における炭素効率指数のリターンは上海180指数に比べて18%高い結果となっているとのことだ。また、同指数の炭素強度はベンチマーク指数と比較して約85%も少ないという。

 中国は世界最大の炭素排出国であるものの、低炭素経済の移行においても世界のリーダーシップをとるべく積極的な取り組みを進めている。

【参考サイト】SSE 180 carbon efficient Index
【参照リリース原文】China launches its first carbon efficient financial index
【企業サイト】上海証券取引所
【企業サイト】中証指数有限公司
【企業サイト】Trucost

(※写真提供:Songquan Deng / Shutterstock.com

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