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【日本】投資家フォーラム第1回「オープンセッション」開催 2015/10/20 ESG

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 2015年10月19日、「投資家フォーラム運営委員会」は、事務局を務める株式会社QUICK会議室にて、第1回「オープンセッション」を開催した。企業の経営企画、総務、IRおよびCSR各部門ならびに投資家フォーラム機関投資家等から総勢53名が参加し、活発な意見交換が行われた。

 「スチュワードシップ・コード」および「コーポレートガバナンス・コード」ならびにいわゆる「伊藤レポート」では、投資家と企業との目的を持った対話を通じて持続的な企業価値の向上に向けた取り組みを促すべきとするなど、上場企業のコーポレートガバナンスの改善へ向けて機関投資家が果たすべき役割に大きな期待がかけられている。

 こうした役割の重要性にかんがみ、機関投資家が投資先企業に対するスチュワードシップ責任を適切に果たす実力を備えることを支援し、もって機関投資家と投資先企業との建設的な対話を実現し、当該企業の持続的な成長へ貢献することを目的として、2015年6月8日、機関投資家において投資実務の経験を持つ有志により、投資家フォーラム運営委員会(以下「本運営委員会」という)が発足した。

 本運営委員会は、2015年7月9日および2015年8月6日に投資家フォーラム(以下「本フォーラム」という。)第1回・第2会合を開催し、機関投資家における投資実務の経験を有する個人数十名が参加して、議論が交わされた。討議のテーマを「企業によるコーポレートガバナンス・コード対応への投資家の評価と期待」とした。

 これらの会合における議論の内容をとりまとめ、2015年9月11日投資家フォーラム第1・2回会合報告書(以下「本報告書」という。)および報告書別冊資料(以下「本別冊資料」という。)を本フォーラムのウェブサイトに掲載する形で公表した。そして、2015年10月19日、本フォーラムの参加者と上場企業の経営企画、総務、IRおよびCSR各部門の参加者との間で、本報告書を題材として意見交換を行うことを目的として、本フォーラムの「オープンセッション」が開催された。本運営委員会としては、今後も適宜「オープンセッション」の開催を予定しており、企業サイドから機関投資家に対しての要望事項等についても意見交換を行う予定である。

 2015年9月24日、「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」(事務局 金融庁および東証)がスタートするなど、今後、両コードの更なる充実に向けた活発な議論が進められていくことが予想される。こうした議論が進められる中で、機関投資家の意見を集約して情報発信が行われることは意義あることと考えられる。

 本運営委員会が、機関投資家の一員として、投資家に期待される役割を果たすべく、また、投資家と上場企業との相互理解を深めるとともに、我が国上場企業の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するよう、引き続き、積極的な活動を進めていくことを期待したい。

【関連サイト】投資家フォーラム

QUICK ESG研究所 菅原 晴樹

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