Sustainable Japan QUICK ESG研究所

【アメリカ】ゴールドマン・サックス、気候変動に焦点を当てたETFを設定へ 2016/01/01 ESG

shutterstock_340076297

 米金融大手のゴールドマン・サックス・グループは12月14日に米国証券取引委員会に届出を行い、気候変動リスクに対応したインデックス連動のETF(上場投資信託)を設定した。

 Goldman Sachs S&P 500 Environmental & Socially Responsible ETFと呼ばれるこのETFは、大手インデックス提供会社スタンダード・プアーズのS&P 500 Environmental & Socially Responsible Indexに連動するファンドで、フランスパリで開催されたCOP21における気候変動合意を受けて設定された。S&P500社の中から石炭、石油、ガスなど気候変動リスクが高い銘柄に加え、タバコや武器の製造・販売に深く関わる銘柄を除いた企業で構成されており、銘柄のスクリーニングはSRI格付大手のロベコサムが提供する環境・社会スコアに基づいている。

 2015年12月初旬にはボストンに本拠を置くステート・ストリート社が初めてとなる化石燃料フリーのETF、The SPDR S&P 500 Fossil Fuel Free ETFを設定したばかりだった。2015年以降、欧米金融機関の間では石炭など化石燃料からの投資を引き上げるダイベストメントと呼ばれる動きが盛んになっている。

 既に各国の機関投資家は同分野における投資はマイナスのリターンとなる可能性を現実的に考慮し始めているが、気候変動リスクを考慮したETFの登場により、今後は個人投資家らの間でも気候変動を意識したサステナビリティ投資の動きが広がっていきそうだ。

【参照リリース】SEC “Goldman Sachs S&P 500 Environmental & Socially Responsible ETF”
【企業サイト】Goldman Sachs
【参照ニュース】Goldman Sachs to launch climate-focused ETF 

株式会社QUICK ESG研究所

Facebookコメント (0)

ページ上部へ戻る