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【ノルウェー】スタトイル、2億米ドルのクリーンエネルギー投資ファンドを設立 2016/03/05 ESG

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 ノルウェーの国営石油会社スタトイルは2月16日、新たに再生可能エネルギー関連の成長企業への投資を目的とするVCファンド、スタトイル・エネルギー・ベンチャーズの設立を発表した。

 今回の新設ファンドは同社の新エネルギーソリューションへの投資拡大の一環で、太陽光発電やスマートグリッド、風力発電、エネルギー貯蔵・輸送などに関わる企業を対象に今後4~7年で2億米ドルを投資するという。CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)としても世界最大規模となる。

 スタトイルは同ファンド経由の投資を通じ、従来の投資の中心となっていた石炭・天然ガス関連の企業だけではなく低炭素関連エネルギーソリューションへの投資を積極的に拡大していく。ファンドの運用チームは6名で構成され、ロンドンとオスロを拠点に世界中の企業への投資を行う。

 スタトイルのNew Energy Solutions担当副社長を務めるIrene Rummelhoff氏は「我々は世界最大規模となる再生可能エネルギーへの投資に特化したベンチャー投資ファンド、スタトイル・エネルギー・ベンチャーズの発足を発表できて光栄だ。低炭素社会への移行にあたり多くのビジネス機会が生まれるなか、当社は収益性のある成長を図っていきたい。今回新しく設立したファンドを通じてエネルギーの将来を形作る採算性があり野心的な企業への投資を積極的に行っていきたい」と語った。

 世界中で気候変動リスクが高まるなか、投資家のマネーは石油・石炭といった化石燃料から再生可能エネルギー・低炭素ソリューションへと確実に移行している。世界の気候問題の解決につながる革新的なクリーンテクノロジーやソリューションの開発や普及には資金が必要不可欠だ。今後、スタトイル・エネルギー・ベンチャーズを通じて1社でも多くの企業が新たな気候変動ソリューションを生み出し、世界の課題解決に貢献することを期待したい。

【参照リリース】Statoil launches USD 200m new energy investment fund
【参考サイト】Statoil Energy Ventures
【企業サイト】Statoil

(※写真提供:JuliusKielaitis / Shutterstock.com

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