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【アメリカ】ウェルズ・ファーゴ、2020年までの長期サステナビリティ目標発表 2016/05/06 ESG

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 金融機関世界大手の米ウェルズ・ファーゴは4月21日、同社の2015年度サステナビリティ報告書「Corporate Social Responsibility Report 2015」の中で、2020年までの新たなゴールを発表した。特に戦略的重点分野として、米国偏在であったコミュニティ支援の地域拡大、貧困層への金融サービスの拡大、気候変動及び自然資本への負荷軽減の3つを挙げた。

コミットメント

ダイバーシティと社会包摂の主要ゴール

  • 教育、女性のエンパワーメント、管理職ダイバーシティなどの社会課題に1億米ドル(約110億円)を寄付
  • 社会課題解決に貢献するテクノロジーやソリューションへの投資を拡大
  • 物品購入額の15%を新たな企業に発注し、企業の能力開発を支援
  • 女性や退役軍人の雇用を拡大。退役軍人従業員数を8,200人から2万人に拡大

経済発展の主要ゴール

  • 貧困層の金融教育、住宅提供のため5億米ドル(約550億円)を慈善団体に寄付
  • マイノリティへの住宅ローンを1,500億米ドル、中低所得者世帯へは700億ドル増加
  • 低所得者世帯への住宅購入教育と頭金支援で住宅所有者を2020年までに15,000人増加
  • 中低所得者世帯支援を通じて住宅新築とリフォーム実施件数を2020年までに1,000世帯達成
  • 社会的弱者の起業サポートのため、7,500万米ドルの助成金を提供
  • 顧客1,200万人にクレジットスコアを提供

環境

  • 再生可能エネルギーや環境教育の分野の慈善活動に6,500万米ドル寄付
  • 2017年までに事業活動100%を再生可能エネルギー電力で運営
  • 水消費量を2008年比で65%削減
  • エネルギー効率を2012年比で40%向上
  • 温室効果ガスを2008年比で45%削減

 ウェルズ・ファーゴは石炭ダイベストメントを開始した銀行のひとつではあるが、今回のサステナビリティ報告書の中には、ダイベストメントに関する記述は盛り込まれなかった。

【参照ページ】Wells Fargo Unveils Five-Year Corporate Social Responsibility Effort
【サステナビリティ報告書】Corporate Social Responsibility Report 2015

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