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【国際】国連責任投資原則(PRI)、ESG投資の実践ガイドブックを公表 2016/09/26 ESG

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 国連責任投資原則(PRI)は9月5日、株式投資における環境、社会、ガバナンス(ESG)要素を組み込む運用手法、いわゆる「ESGインテグレーション」の具体的な実践手法を示したガイドブック「A PracticalL Guide To ESG Integration For Equity Investing」を、年金基金等アセット・オーナーや運用会社に向けて発表した。

 PRIはこれまで、世界的に活躍する多くのアセット・オーナーや運用会社とともに投資運用の中に環境、社会、ガバナンスの統合をどのように進めていくべきか議論を重ねてきた。近年は署名機関数やその運用総額が急増しており、現実的な方法論についても機関投資家の間で普及、進展がみられる。今回のガイドブックでは、すでにESGインテグレーションを実施しているアセット・オーナーや運用会社の手法を分析し、4つの投資戦略としてまとめた。4つの投資戦略には、銘柄企業の財務予測モデルを作成する既存の手法の中でESG要素の影響を予測モデルの中に折り込む「ファンダメンタル戦略」、既存のファクターモデルにESG要素をファクターとして用いる「クオンツ戦略」、時価総額加重平均をベースとしたポートフォリオ構築の際にESG要素を用いてウェイトを修正する「スマート・ベータ戦略」、ESG要素を取り入れたインデックスでパッシブ運用を行う「パッシブ戦略」がある。

 ガイドブックはこれら4つの戦略について具体的な運用プロセスを示すとともに、実際に戦略を採用している運用会社やアセットオーナーの実例も丁寧に紹介した。ガイドブックでは、アセットオーナー向けにESGインテグレーションを実施する際の運用会社の選定プロセスについても解説している。

【参照ページ】PRI launches A practical guide to ESG integration for equity investing
【ガイドブック】A PracticalL Guide To ESG Integration For Equity Investing  

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