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【オーストラリア】シドニー証券取引所、持続可能な証券取引所(SSE)イニシアチブに加盟 2016/10/14 ESG

sydney

 シドニー証券取引所は9月16日、国連の持続可能な証券取引所(Sustainable Stock Exchanges Initiative、以下SSE)イニシアチブに加盟すると発表した。SSEイニシアチブに加盟する初めてのオーストラリアの証券取引所となる。シドニー証券取引所の加盟により、これでSSEイニシアチブへの加盟取引所は世界で60となった。シドニー証券取引所は、今後SSEイニシアチブのプラットフォームを活用し、透明性の確保や、倫理的かつ持続可能な取引が市場で行われるように取り組みを進め、投資コミュニティにおいて、企業の持続可能性を高めるための取り組みを強化していく。

 SSEイニシアチブは、証券取引所の視点からESG投資や持続可能な投資を促進するため、2009年に潘基文国連事務総長が立ち上げた。事務局は、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連責任投資原則(UNPRI)が共同で務めている。当初は、証券取引所間の意見交換の場に過ぎなかったが、2012年にNASDAQら世界5つの取引所が、取引所のサステナビリティに関する公式宣言を行ったことから、「パートナー取引所」という制度が立ち上がった。今では、パートナー証券取引所の間で、証券取引所がどのように国連持続可能な開発目標(SDGs)に貢献できるかなども検討している。

 シドニー証券取引所の加盟までにすでに59の証券取引所がパートナーとして参加している。パートナーとなっている取引所運営会社には、NASDAQ、ニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所、ユーロネクスト・ロンドン、ユーロネクスト・パリ、ユーロネクスト・アムステルダム、ドイツ証券取引所、シンガポール証券取引所、韓国取引所、ボンベイ証券取引所、ヨハネスブルグ証券取引所など世界を代表する取引所が多数参加している。日本と中国の証券取引所はまだ参加していない。

【参照ページ】The Sustainable Stock Exchange initiative welcomes its 60th partner exchange

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