Sustainable Japan QUICK ESG研究所

【SDGs.TV動画記事】ビジネスとコミュニティのつながり~ユニリーバ・インドネシアの取り組みに聞く~ 2017/01/25 ESGレポート

本稿は、未来をつくる対話型ファシリテーションメディア「SDGs.TV」掲載の動画記事をQUICK ESG研究所がピックアップし、独自のコメントを加えたものです。

ユニリーバは「2020年までにすべての農産物をサステナブルに調達すること」を目標に掲げ、生物多様性の保全や小規模農家の生活向上に取り組んでいます。ビジネスは地域コミュニティの発展にどのような関わりを持つのでしょう? 多様なステークホルダーとパートナーシップを通じて、目標実現に向けて取り組むユニリーバ・インドネシア財団 サステナブル・ディレクター/ジェネラルマネージャーのシンタ・カニアワティさんへのインタビューです。

解説映像(抜粋)

・ビジネスとコミュニティのつながり

ビジネスは社会のエコシステム コミュニティの一部です。企業は周囲のコミュニティによって支えられています。コミュニティの繁栄がなくては企業の繁栄もありません。
コミュニティへの貢献は未来の市場への貢献でもあるのです。

ユニリーバ・インドネシアは2002年から小規模農家の支援プログラムを展開
持続可能な農業を支援する事で 農家の貧困問題を解決し甘口醤油の材料となる黒大豆の持続可能な調達を可能にした
「2020年までに すべての農産物をサステナブルに調達すること」を目標に掲げている

健康 福祉 環境 小規模農家の生活改善といったSDGsの多様な課題に取り組むうえでの課題は関わる人たちのマインドセットを変えることでした。コミュニティの人たちとともに取り組むことはビジネスセクターと関わることより難しいかもしれません。コミュニティとビジネスでは使う言葉も違いますからコミュニケーション・スキルも必要です。そこで私たちはローカルNGOと協力してプロジェクトを進めています。コミュニティの文化 言語 習慣を理解するローカルNGOと連携することはコミュニティとの連携を強めるうえでとても役に立ちます。また 商品を宣伝するのではなく私たちが何のためにプロジェクトを進めようとしているかを伝えることでコミュニティの理解や協力を得ています。ビジネスとコミュニティが手を取り合い政府 地方自治体といったステークホルダーとも連携して取り組むのです。簡単なことばかりではないですが粘り強く勇気を持って臨めばきっと達成できるはずです。

・日本企業に向けて

SDGsの実施に向けた最初のステップを取ることは難しくありません。国連グローバルコンパクトによって作成されたガイドラインも用意されています。企業が自社の専門性や強みを生かしてSDGsの達成に取り組めばいいのです。多様な主体とのコラボレーションを通じて取り組むことが必要です。

そしてレポーティングを通じて自社の取り組みを可視化することが必要です。なぜならビジネスを通じてSDGsに取り組むにあたり透明性の確保はとても重要だからです。これによって自社の計画が適切なものであるこを社会に示すことが出来ますしステークホルダーから理解を得られることは企業にポジティブな影響をもたらすでしょう。

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QUICK ESG研究所コメント
ステークホルダーを動かすには、伝える努力、能力が重要である。

企業がSDGsに取組むための指針が SDG Compass に記載されています。 SDG CompassはGRI(Global Reporting Initiative)、United Nations Global Compact , WBSCD(World Business Council for Sustainable Development)の3社により作成されました。
・ガイドライン(SDG Compass日本語版) http://ungcjn.org/gc/pdf/SDG_COMPASS_Jpn.pdf 

SDGs.TV

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