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【スイス】スイス証券取引所、コーポレートガバナンス重視の新インデックス「ESCGIT」公表開始 2017/02/12 ESG

 スイス証券取引所(SIX)は1月30日、コーポレートガバナンスを重視する新たなインデックス「エートス・スイス・コーポレートガバナンス(Ethos Swiss Corporate Governance:ESCGIT)」の公表を開始した。同インデックスは、スイスの年金基金218機関が加盟する財団「エートス基金」が提唱するコーポレートガバナンス原則に合致するスイス証券取引所上場銘柄だけを選定したもの。

 エートス基金は、持続可能な社会発展を目指す年金基金らが1997年に立ち上げた財団で、古くから社会的責任投資(SRI)の普及推進活動も展開してきている。「エートス・スイス・コーポレートガバナンス」インデックスは、エートス基金設立20週年を期に設定された。インデックスのユニバースは、スイス・パフォーマンス・インデックス(SPI)。スイス証券取引所の代表的指数には、スイス・マーケット・インデックス(SMI)があるが、こちらは流動性の高い20銘柄で構成されている。一方、SPIは、スイス証券取引所の上場銘柄を広くカバーし205銘柄で構成されている。

 「エートス・スイス・コーポレートガバナンス」インデックスは、コーポレートガバナンスの質に応じた銘柄選定や投資配分を行う。

  • エートス基金が定める「ベスト・コーポレートガバナンス慣行」に合致しない銘柄は除外またはアンダーウェイト
  • 二酸化炭素排出量の高い企業はアンダーウェイト
  • 重大な物議を醸した企業はアンダーウェイトまたはウェイト中立
  • 年次の構成銘柄見直し時に基本ユニバースの15%以上を占める銘柄はアンダーウェイトまたはウェイト中立
  • 上記4つのいずれにも該当しない銘柄をオーバーウェイト

 スイス証券取引所は、1993年にジュネーブ、バーゼル、チューリッヒの証券取引所が統合し設立された。また、スイス証券取引所の親会社であるSIXグループは、2008年に当時のスイス証券取引所グループ(SWXグループ)、金融情報ベンダーのテレクルス・グループ、金融サービス提供会社のSISグループの3社が統合して設立され、SIXグループに改称した。

【参照ページ】Launch of Ethos Swiss Corporate Governance Index
【インデックス】Ethos Swiss Corporate Governance
【機関サイト】スイス証券取引所
【機関サイト】エートス基金

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