国際環境NGOのThe Climate Groupは2月5日、2030年までに事業運営に関係する車両を電気自動車(EV)に転換する国際イニシアチブ「EV100」の年次報告書を発行した。発行は今年で2年目。現在EV100の加盟企業は67社。2019年の年次報告時の31社から36社も増えた。67社の一覧は下記参照。
加盟企業の合計では、2030年までに電気自動車が250万台導入される。これにより削減できる二酸化炭素排出量は4,200万tで、石炭火力発電所11基分の年間排出量に相当する。EV充電ステーションもすでに3,200基導入され、2030年までに100万基が導入される見通し。目下、43%以上の加盟企業が、再生可能エネルギー100%で充電している。
EV100は、The Climate Groupが、カーボントラストの協力を得て、2014年に発足。2018年に正式設立を表明した。
現在の加盟企業一覧
EV100には、現在(2020年2月4日時点)下記67社が加盟している。
エネルギー 18社
- 東京電力ホールディングス(日本)
- パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック・カンパニー(PG&E)(米国)
- エーオン(ドイツ)
- EDFグループ(フランス)
- イベルドローラ(スペイン)
- ポルトガル電力公社(EDP)
- オーステッド(デンマーク)
- バッテンフォール(スウェーデン)
- SSE(英国)
- セントリカ(英国)
- Efacec(ポルトガル)
- CLPグループ(香港)
- オンタリオ・パワー・ジェネレーション(カナダ)
- ジェネシス・エナジー(ニュージーランド)
- Mercury(ニュージーランド)
- Meridian Energy(ニュージーランド)
- BSES Rajdhani Power(インド)
- BSES Yamuna Power(インド)
ロジスティクス 13社
- ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社(米国)
- ロンドン・ヒースロー空港(英国)
- モントリオール空港(カナダ)
- 香港空港管理局(香港)
- クライストチャーチ空港(ニュージーランド)
- ニュージーランド航空(ニュージーランド)
- ドイツポスト(ドイツ)
- DBシェンカー(ドイツ)
- オーストリア・ポスト(オーストリア)
- スイスポスト(スイス)
- APCOA Parking(ドイツ)
- Taxelco(カナダ)
- Shuttl(インド)
製造業 6社
- HP(米国)
- Signify(オランダ)
- Ingka Group(イケア)(オランダ)
- シュナイダーエレクトリック(フランス)
- ダンフォス(デンマーク)
- デルタ電子(台湾)
小売 5社
- イオンモール(日本)
- 高島屋(日本)
- アスクル(日本)
- メトロ(ドイツ)
- Intu(英国)
金融 5社
- バンク・オブ・アメリカ(米国)
- ゴールドマン・サックス(米国)
- ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)(英国)
- ロイズ・バンキング・グループ(英国)
- インドステイト銀行(インド)
レンタル・リース 4社
- Zenith(英国)
- リースプラン(オランダ)
- Lime(米国)
- Bounce(インド)
医薬品 4社
- アストラゼネカ(英国)
- ジェネンテック(英国)
- Mawdsleys(英国)
- ノボノルディスク(ノルウェー)
IT 3社
- 百度(中国)
- VMWare(米国)
- ウィプロ(インド)
建設・不動産 3社
- Foxtons(英国)
- ランド・セキュリティーズ(英国)
- John Sisk & Son(アイルランド)
通信 2社
- NTT(日本)
- BTグループ(英国)
食品・消費財 2社
- ユニリーバ(英国・オランダ)
- Clif Bar(米国)
その他 2社
- Mitie(英国)
- Royal HaskoningDHV(オランダ)
EV100の加盟企業では、2019年中までの加盟企業60社で、34万台の新車を購入。そのうち従来型の内燃機関自動車が29万台を占めるが、電気自動車(EV)が3.8万台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が3,900台、燃料電池自動車(FCV)が9台。今後、加盟企業はすべての自動車をEV等に切り替えるため、全体で34万台がEV化される見通し。特に重量トラックやバスのEV化が課題となっている。
【参照ページ】LACK OF SUPPLY DELAYING SWITCH TO ELECTRIC VEHICLES, SAY LEADING GLOBAL BUSINESSES
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国際環境NGOのThe Climate Groupは2月5日、2030年までに事業運営に関係する車両を電気自動車(EV)に転換する国際イニシアチブ「EV100」の年次報告書を発行した。発行は今年で2年目。現在EV100の加盟企業は67社。2019年の年次報告時の31社から36社も増えた。67社の一覧は下記参照。
加盟企業の合計では、2030年までに電気自動車が250万台導入される。これにより削減できる二酸化炭素排出量は
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国際環境NGOのThe Climate Groupは2月5日、2030年までに事業運営に関係する車両を電気自動車(EV)に転換する国際イニシアチブ「EV100」の年次報告書を発行した。発行は今年で2年目。現在EV100の加盟企業は67社。2019年の年次報告時の31社から36社も増えた。67社の一覧は下記参照。
加盟企業の合計では、2030年までに電気自動車が250万台導入される。これにより削減できる二酸化炭素排出量は
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国際環境NGOのThe Climate Groupは2月5日、2030年までに事業運営に関係する車両を電気自動車(EV)に転換する国際イニシアチブ「EV100」の年次報告書を発行した。発行は今年で2年目。現在EV100の加盟企業は67社。2019年の年次報告時の31社から36社も増えた。67社の一覧は下記参照。
加盟企業の合計では、2030年までに電気自動車が250万台導入される。これにより削減できる二酸化炭素排出量は4,200万tで、石炭火力発電所11基分の年間排出量に相当する。EV充電ステーションもすでに3,200基導入され、2030年までに100万基が導入される見通し。目下、43%以上の加盟企業が、再生可能エネルギー100%で充電している。
EV100は、The Climate Groupが、カーボントラストの協力を得て、2014年に発足。2018年に正式設立を表明した。
現在の加盟企業一覧
EV100には、現在(2020年2月4日時点)下記67社が加盟している。
エネルギー 18社
- 東京電力ホールディングス(日本)
- パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック・カンパニー(PG&E)(米国)
- エーオン(ドイツ)
- EDFグループ(フランス)
- イベルドローラ(スペイン)
- ポルトガル電力公社(EDP)
- オーステッド(デンマーク)
- バッテンフォール(スウェーデン)
- SSE(英国)
- セントリカ(英国)
- Efacec(ポルトガル)
- CLPグループ(香港)
- オンタリオ・パワー・ジェネレーション(カナダ)
- ジェネシス・エナジー(ニュージーランド)
- Mercury(ニュージーランド)
- Meridian Energy(ニュージーランド)
- BSES Rajdhani Power(インド)
- BSES Yamuna Power(インド)
ロジスティクス 13社
- ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社(米国)
- ロンドン・ヒースロー空港(英国)
- モントリオール空港(カナダ)
- 香港空港管理局(香港)
- クライストチャーチ空港(ニュージーランド)
- ニュージーランド航空(ニュージーランド)
- ドイツポスト(ドイツ)
- DBシェンカー(ドイツ)
- オーストリア・ポスト(オーストリア)
- スイスポスト(スイス)
- APCOA Parking(ドイツ)
- Taxelco(カナダ)
- Shuttl(インド)
製造業 6社
- HP(米国)
- Signify(オランダ)
- Ingka Group(イケア)(オランダ)
- シュナイダーエレクトリック(フランス)
- ダンフォス(デンマーク)
- デルタ電子(台湾)
小売 5社
- イオンモール(日本)
- 高島屋(日本)
- アスクル(日本)
- メトロ(ドイツ)
- Intu(英国)
金融 5社
- バンク・オブ・アメリカ(米国)
- ゴールドマン・サックス(米国)
- ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)(英国)
- ロイズ・バンキング・グループ(英国)
- インドステイト銀行(インド)
レンタル・リース 4社
- Zenith(英国)
- リースプラン(オランダ)
- Lime(米国)
- Bounce(インド)
医薬品 4社
- アストラゼネカ(英国)
- ジェネンテック(英国)
- Mawdsleys(英国)
- ノボノルディスク(ノルウェー)
IT 3社
- 百度(中国)
- VMWare(米国)
- ウィプロ(インド)
建設・不動産 3社
- Foxtons(英国)
- ランド・セキュリティーズ(英国)
- John Sisk & Son(アイルランド)
通信 2社
- NTT(日本)
- BTグループ(英国)
食品・消費財 2社
- ユニリーバ(英国・オランダ)
- Clif Bar(米国)
その他 2社
- Mitie(英国)
- Royal HaskoningDHV(オランダ)
EV100の加盟企業では、2019年中までの加盟企業60社で、34万台の新車を購入。そのうち従来型の内燃機関自動車が29万台を占めるが、電気自動車(EV)が3.8万台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が3,900台、燃料電池自動車(FCV)が9台。今後、加盟企業はすべての自動車をEV等に切り替えるため、全体で34万台がEV化される見通し。特に重量トラックやバスのEV化が課題となっている。
【参照ページ】LACK OF SUPPLY DELAYING SWITCH TO ELECTRIC VEHICLES, SAY LEADING GLOBAL BUSINESSES
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