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【アメリカ】CRマガジン誌「第17回企業市民ベスト100社」発表、首位マイクロソフト

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 企業責任分野の有力誌、米CRマガジン誌(Corporate Responsibility Magazine)は4月22日、今年で17回目となる「企業市民ベスト100社(100 Best Corporate Citizens)」を発表した。このランキングは、1999年にBusiness Ethics Magazine誌が発表し、2007年以降はCRマガジン誌が発表している有力なランキング。評価対象は米国市場の時価総額上位1,000社で構成される「ラッセル1000」銘柄企業。環境、気候変動、雇用関係、人権、コーポレートガバナンス、慈善活動、財務の7カテゴリーに関して、公開情報をもとに評価される。

  1. マイクロソフト(17.81)
  2. インテル(30.32)
  3. ハズブロ(39.36)
  4. ジョンソン・エンド・ジョンソン(43.05)
  5. エコラボ(43.34)
  6. ブリストル・マイヤーズ スクイブ(49.39)
  7. ゼロックス(51.92)
  8. ロッキード・マーティン(54.45)
  9. レックスマーク(58.25)
  10. キャンベル・スープ・カンパニー(58.47)

※この内、インテルとジョンソン・エンド・ジョンソンは訴訟問題により「イエローカード」が付与されている(「レッドカード」はリストから除外される)。

 昨年のランキングと比べ、マイクロソフトは二年連続で首位をマーク。そのほか多少の入れ替わりはあったもののトップ10の顔ぶれはほぼ同じだった。昨年23位だったレックスマークが今年9位にランクインし、昨年5位だったシグマ・アルドリッチがドイツのメルク社に買収されランキングから姿を消した。

 7つのカテゴリーのウエイトは均等ではなく環境と雇用関係が19.5%と高い。次いで、気候変動16.5%、人権16%、慈善活動12.5%、財務9%、コーポレートガバナンス7%の順。それぞれのカテゴリーは「情報開示」「方針」「業績」の3つのサブカテゴリーで構成されており、項目の合計数は260。データの収集と分析はESG関連の調査や財務分析を専門とするIW Financial社が担当、それをCRマガジン関係者と社外専門家で構成された委員会で審査が行われる。

 2016年の詳細としては、首位マイクロソフトは、環境、人権、慈善活動でそれぞれ1位、気候変動で8位だが、企業統治(101位)や財務(69位)では順位が高くない。ウエイトの大きいカテゴリーで高い成績を修め、総合首位の座に輝いた。カテゴリーごとの成績では、雇用関係ではインテルが1位、気候変動では総合45位のインテルが1位だった。トップ10入りした企業の中では、マイクロソフトとインテル以外はカテゴリー1位を獲得していないものの、バランスよく高順位を修めていた。

【参照ページ】CR Magazine Reveals 17th Annual 100 Best Corporate Citizens List
【ランキングサイト】CR’s best 100 best corporative citizens 2016
【企業サイト】CR Magazine

 企業責任分野の有力誌、米CRマガジン誌(Corporate Responsibility Magazine)は4月22日、今年で17回目となる「企業市民ベスト100社(100 Best Corporate Citizens)」を発表した。このランキングは、1999年にBusiness Ethics Magazine誌が発表し、2007年以降はCRマガジン誌が発表している有力なランキング。評価対象は米国市場の時価総額上位1,000社で構成される「ラッセル1000」銘柄企業。環境、気候変動、雇用関係、人権、コーポレートガバナンス、慈善活動、財務の7カテゴリーに関して、公開情報をもとに評価される。

  1. マイクロソフト(17.81)
  2. インテル(30.32)
  3. ハズブロ(39.36)
  4. ジョンソン・エンド・ジョンソン(43.05)
  5. エコラボ(43.34)
  6. ブリストル・マイヤーズ スクイブ(49.39)
  7. ゼロックス(51.92)
  8. ロッキード・マーティン(54.45)
  9. レックスマーク(58.25)
  10. キャンベル・スープ・カンパニー(58.47)

※この内、インテルとジョンソン・エンド・ジョンソンは訴訟問題により「イエローカード」が付与されている(「レッドカード」はリストから除外される)。

 昨年のランキングと比べ、マイクロソフトは二年連続で首位をマーク。そのほか多少の入れ替わりはあったもののトップ10の顔ぶれはほぼ同じだった。昨年23位だったレックスマークが今年9位にランクインし、昨年5位だったシグマ・アルドリッチがドイツのメルク社に買収されランキングから姿を消した。

 7つのカテゴリーのウエイトは均等ではなく環境と雇用関係が19.5%と高い。次いで、気候変動16.5%、人権16%、慈善活動12.5%、財務9%、コーポレートガバナンス7%の順。それぞれのカテゴリーは「情報開示」「方針」「業績」の3つのサブカテゴリーで構成されており、項目の合計数は260。データの収集と分析はESG関連の調査や財務分析を専門とするIW Financial社が担当、それをCRマガジン関係者と社外専門家で構成された委員会で審査が行われる。

 2016年の詳細としては、首位マイクロソフトは、環境、人権、慈善活動でそれぞれ1位、気候変動で8位だが、企業統治(101位)や財務(69位)では順位が高くない。ウエイトの大きいカテゴリーで高い成績を修め、総合首位の座に輝いた。カテゴリーごとの成績では、雇用関係ではインテルが1位、気候変動では総合45位のインテルが1位だった。トップ10入りした企業の中では、マイクロソフトとインテル以外はカテゴリー1位を獲得していないものの、バランスよく高順位を修めていた。

【参照ページ】CR Magazine Reveals 17th Annual 100 Best Corporate Citizens List
【ランキングサイト】CR’s best 100 best corporative citizens 2016
【企業サイト】CR Magazine

 企業責任分野の有力誌、米CRマガジン誌(Corporate Responsibility Magazine)は4月22日、今年で17回目となる「企業市民ベスト100社(100 Best Corporate Citizens)」を発表した。このランキングは、1999年にBusiness Ethics Magazine誌が発表し、2007年以降はCRマガジン誌が発表している有力なランキング。評価対象は米国市場の時価総額上位1,000社で構成される「ラッセル1000」銘柄企業。環境、気候変動、雇用関係、人権、コーポレートガバナンス、慈善活動、財務の7カテゴリーに関して、公開情報をもとに評価される。

  1. マイクロソフト(17.81)
  2. インテル(30.32)
  3. ハズブロ(39.36)
  4. ジョンソン・エンド・ジョンソン(43.05)
  5. エコラボ(43.34)
  6. ブリストル・マイヤーズ スクイブ(49.39)
  7. ゼロックス(51.92)
  8. ロッキード・マーティン(54.45)
  9. レックスマーク(58.25)
  10. キャンベル・スープ・カンパニー(58.47)

※この内、インテルとジョンソン・エンド・ジョンソンは訴訟問題により「イエローカード」が付与されている(「レッドカード」はリストから除外される)。

 昨年のランキングと比べ、マイクロソフトは二年連続で首位をマーク。そのほか多少の入れ替わりはあったもののトップ10の顔ぶれはほぼ同じだった。昨年23位だったレックスマークが今年9位にランクインし、昨年5位だったシグマ・アルドリッチがドイツのメルク社に買収されランキングから姿を消した。

 7つのカテゴリーのウエイトは均等ではなく環境と雇用関係が19.5%と高い。次いで、気候変動16.5%、人権16%、慈善活動12.5%、財務9%、コーポレートガバナンス7%の順。それぞれのカテゴリーは「情報開示」「方針」「業績」の3つのサブカテゴリーで構成されており、項目の合計数は260。データの収集と分析はESG関連の調査や財務分析を専門とするIW Financial社が担当、それをCRマガジン関係者と社外専門家で構成された委員会で審査が行われる。

 2016年の詳細としては、首位マイクロソフトは、環境、人権、慈善活動でそれぞれ1位、気候変動で8位だが、企業統治(101位)や財務(69位)では順位が高くない。ウエイトの大きいカテゴリーで高い成績を修め、総合首位の座に輝いた。カテゴリーごとの成績では、雇用関係ではインテルが1位、気候変動では総合45位のインテルが1位だった。トップ10入りした企業の中では、マイクロソフトとインテル以外はカテゴリー1位を獲得していないものの、バランスよく高順位を修めていた。

【参照ページ】CR Magazine Reveals 17th Annual 100 Best Corporate Citizens List
【ランキングサイト】CR’s best 100 best corporative citizens 2016
【企業サイト】CR Magazine

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 企業責任分野の有力誌、米CRマガジン誌(Corporate Responsibility Magazine)は4月22日、今年で17回目となる「企業市民ベスト100社(100 Best Corporate Citizens)」を発表した。このランキングは、1999年にBusiness Ethics Magazine誌が発表し、2007年以降はCRマガジン誌が発表している有力なランキング。評価対象は米国市場の時価総額上位1,000社で構成される「ラッセル1000」銘柄企業。環境、気候変動、雇用関係、人権、コーポレートガバナンス、慈善活動、財務の7カテゴリーに関して、公開情報をもとに評価される。

  1. マイクロソフト(17.81)
  2. インテル(30.32)
  3. ハズブロ(39.36)
  4. ジョンソン・エンド・ジョンソン(43.05)
  5. エコラボ(43.34)
  6. ブリストル・マイヤーズ スクイブ(49.39)
  7. ゼロックス(51.92)
  8. ロッキード・マーティン(54.45)
  9. レックスマーク(58.25)
  10. キャンベル・スープ・カンパニー(58.47)

※この内、インテルとジョンソン・エンド・ジョンソンは訴訟問題により「イエローカード」が付与されている(「レッドカード」はリストから除外される)。

 昨年のランキングと比べ、マイクロソフトは二年連続で首位をマーク。そのほか多少の入れ替わりはあったもののトップ10の顔ぶれはほぼ同じだった。昨年23位だったレックスマークが今年9位にランクインし、昨年5位だったシグマ・アルドリッチがドイツのメルク社に買収されランキングから姿を消した。

 7つのカテゴリーのウエイトは均等ではなく環境と雇用関係が19.5%と高い。次いで、気候変動16.5%、人権16%、慈善活動12.5%、財務9%、コーポレートガバナンス7%の順。それぞれのカテゴリーは「情報開示」「方針」「業績」の3つのサブカテゴリーで構成されており、項目の合計数は260。データの収集と分析はESG関連の調査や財務分析を専門とするIW Financial社が担当、それをCRマガジン関係者と社外専門家で構成された委員会で審査が行われる。

 2016年の詳細としては、首位マイクロソフトは、環境、人権、慈善活動でそれぞれ1位、気候変動で8位だが、企業統治(101位)や財務(69位)では順位が高くない。ウエイトの大きいカテゴリーで高い成績を修め、総合首位の座に輝いた。カテゴリーごとの成績では、雇用関係ではインテルが1位、気候変動では総合45位のインテルが1位だった。トップ10入りした企業の中では、マイクロソフトとインテル以外はカテゴリー1位を獲得していないものの、バランスよく高順位を修めていた。

【参照ページ】CR Magazine Reveals 17th Annual 100 Best Corporate Citizens List
【ランキングサイト】CR’s best 100 best corporative citizens 2016
【企業サイト】CR Magazine