Sustainable Japan | 世界のサステナビリティ・ESG投資・SDGs

【アメリカ】ペプシコ、2020年グリーンボンド報告。再生PET調達、EV切替、再エネ、水削減等

 食品世界大手米ペプシコは10月13日、同社発行のグリーンボンドに関する2020年の発行後年次報告書を発行。2019年10月に発行した10億米ドル(約1,050億円)のグリーンボンドの資金使途や充当状況に関して報告した。

 同社は、食品・飲料大手で世界で最初にグリーンボンドを発行した企業の一つ。同グリーンボンドの資金使途は、発行時の開示内容同様、国連持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた容器・包装や脱炭素化、水等への投資だとした。

 同グリーンボンドで調達した資金10億米ドルのうち、2019年12月31日までの資金使途充当額は4.5億米ドル(約470億円)。そのうち、約2億米ドル(約210億円)では、北米向け飲料に利用するリサイクル再生PET(rPET)の購入を実施。リサイクルPETの活用により、二酸化炭素排出量を63%、エネルギー消費量を79%削減。約21万tの二酸化炭素排出量削減に繋がったという。2017年から2019年の間にrPETの調達量は17%増え、現在同社の容器・包装に占める再生素材利用率は3%から4%程度となった。

 また、1.1億米ドル(約115億円)は、同社の社用車を電気自動車(EV)に切り替え。9,800万米ドル(約103億円)は、太陽光発電パネル681枚を備えた研究開発施設の建設に割り当てた。さらに900万米ドル(約9億円)は、水リスクの高いメキシコ・バジェホの同社製菓工場で、新たな水処理技術を導入。同工場の水利用効率を改善した他、水の再利用率を70%にまで高めた。

【参照ページ】PepsiCo Provides Update on US$1 Billion Green Bond
【参照レポート】2020 Green Bond Report

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 食品世界大手米ペプシコは10月13日、同社発行のグリーンボンドに関する2020年の発行後年次報告書を発行。2019年10月に発行した10億米ドル(約1,050億円)のグリーンボンドの資金使途や充当状況に関して報告した。

 同社は、食品・飲料大手で世界で最初にグリーンボンドを発行した企業の一つ。同グリーンボンドの資金使途は、発行時の開示内容同様、国連持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた容器・包装や脱炭素化、水等への投資だとした。

 同グリーンボンドで調達した資金10億米ドルのうち、2019年12月31日までの資金使途充当額は4.5億米ドル(約470億円)。そのうち、約2億米ドル(約210億円)では、北米向け飲料に利用するリサイクル再生PET(rPET)の購入を実施。リサイクルPETの活用により、二酸化炭素排出量を63%、エネルギー消費量を79%削減。約21万tの二酸化炭素排出量削減に繋がったという。2017年から2019年の間にrPETの調達量は17%増え、現在同社の容器・包装に占める再生素材利用率は3%から4%程度となった。

 また、1.1億米ドル(約115億円)は、同社の社用車を電気自動車(EV)に切り替え。9,800万米ドル(約103億円)は、太陽光発電パネル681枚を備えた研究開発施設の建設に割り当てた。さらに900万米ドル(約9億円)は、水リスクの高いメキシコ・バジェホの同社製菓工場で、新たな水処理技術を導入。同工場の水利用効率を改善した他、水の再利用率を70%にまで高めた。

【参照ページ】PepsiCo Provides Update on US$1 Billion Green Bond
【参照レポート】2020 Green Bond Report

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 食品世界大手米ペプシコは10月13日、同社発行のグリーンボンドに関する2020年の発行後年次報告書を発行。2019年10月に発行した10億米ドル(約1,050億円)のグリーンボンドの資金使途や充当状況に関して報告した。

 同社は、食品・飲料大手で世界で最初にグリーンボンドを発行した企業の一つ。同グリーンボンドの資金使途は、発行時の開示内容同様、国連持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた容器・包装や脱炭素化、水等への投資だとした。

 同グリーンボンドで調達した資金10億米ドルのうち、2019年12月31日までの資金使途充当額は4.5億米ドル(約470億円)。そのうち、約2億米ドル(約210億円)では、北米向け飲料に利用するリサイクル再生PET(rPET)の購入を実施。リサイクルPETの活用により、二酸化炭素排出量を63%、エネルギー消費量を79%削減。約21万tの二酸化炭素排出量削減に繋がったという。2017年から2019年の間にrPETの調達量は17%増え、現在同社の容器・包装に占める再生素材利用率は3%から4%程度となった。

 また、1.1億米ドル(約115億円)は、同社の社用車を電気自動車(EV)に切り替え。9,800万米ドル(約103億円)は、太陽光発電パネル681枚を備えた研究開発施設の建設に割り当てた。さらに900万米ドル(約9億円)は、水リスクの高いメキシコ・バジェホの同社製菓工場で、新たな水処理技術を導入。同工場の水利用効率を改善した他、水の再利用率を70%にまで高めた。

【参照ページ】PepsiCo Provides Update on US$1 Billion Green Bond
【参照レポート】2020 Green Bond Report

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 同社は、食品・飲料大手で世界で最初にグリーンボンドを発行した企業の一つ。同グリーンボンドの資金使途は、発行時の開示内容同様、国連持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた容器・包装や脱炭素化、水等への投資だとした。

 同グリーンボンドで調達した資金10億米ドルのうち、2019年12月31日までの資金使途充当額は4.5億米ドル(約470億円)。そのうち、約2億米ドル(約210億円)では、北米向け飲料に利用するリサイクル再生PET(rPET)の購入を実施。リサイクルPETの活用により、二酸化炭素排出量を63%、エネルギー消費量を79%削減。約21万tの二酸化炭素排出量削減に繋がったという。2017年から2019年の間にrPETの調達量は17%増え、現在同社の容器・包装に占める再生素材利用率は3%から4%程度となった。

 また、1.1億米ドル(約115億円)は、同社の社用車を電気自動車(EV)に切り替え。9,800万米ドル(約103億円)は、太陽光発電パネル681枚を備えた研究開発施設の建設に割り当てた。さらに900万米ドル(約9億円)は、水リスクの高いメキシコ・バジェホの同社製菓工場で、新たな水処理技術を導入。同工場の水利用効率を改善した他、水の再利用率を70%にまで高めた。

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