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【国際】DiversityInc、ダイバーシティへの取り組みに最も積極的な企業50社を発表

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 グローバル企業を中心に、ダイバーシティ推進が加速している。4月24日、ダイバーシティとインクルージョンを推進するイベントが米国Cipriani Wall Streetで開催され、2015年版のダイバーシティへの取り組みに積極的な上位50社がDiversityIncにより公表された。

 DiversityIncはダイバーシティがビジネスにもたらす利益について周知することを目的とする組織で、イベントには企業の役員クラス900名以上が参加した。ノバルティスファーマが2年連続でトップを守り、カイザーパーマネンテが2つ順位を上げ2位となった。他には、プライスウォーターハウスクーパース、EY、ソデスコ、マスターカード、AT&T、プルデンシャル・ファイナンシャル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&Gが今年のランキングの上位10位にランクインしている。

 ランキングの公表にあたり、「1000以上の企業による積極的な取り組みにより、上位50社を選ぶことは例年よりも3割以上困難であった」とDiversityIncの創業者兼CEOを務めるLuke Visconti氏は語った。さらに、「企業はダイバーシティが企業の評判にとって重要であることを認識しているが、我々が目指すダイバーシティの在り方にはまだどこもかけ離れている事実が2015年版でも明らかになっている」と付け加えた。

 ランキング上位50社は、平均的な米国企業と比べて明らかにダイバーシティが推進されている。米国の雇用機会均等委員会(EEOC)の統計と比較すると、上位50社は黒人、ラテン系、アジア系が役員に占める割合が20%高く、女性の割合も13%高い。上位10社についてはその傾向がさらに顕著で、それぞれ米国企業の平均よりも41%と46%高い水準となっている。

 イベントでは、CNBCが行った調査により上位50社の株価が短・長期のいずれにおいても市場平均を上回ることが示され、ダイバーシティの積極的な推進が優れたコーポレートガバナンスに結びついていることが裏付けられた。

 ノバルティスファーマのChristi Shaw氏は「我々は、DiversityIncにより2年続けて1位に選ばれたことを大変誇りに感じている。ダイバーシティとインクルージョンは、我々のカルチャーと戦略的なビジネスにおける重要な要素である。誠意と協調性を高めることができる企業風土を創りあげていくことが、我々のお客様により高い価値を提供するためのさらなるブレイクスルーと革新につながるのだ」と語った。

 ダイバーシティの重要性は以前より指摘されていたが、受容を意味するインクルージョンという概念が近年注目を集めている。各国の事情を踏まえながらいかに企業がダイバーシティ&インクルージョンの推進を企業価値の向上につなげていくことができるのか、期待が高まる。

【参照リリース】DiversityInc Unveils the 2015 Top 50 Companies for Diversity
【団体サイト】DiversityInc

 グローバル企業を中心に、ダイバーシティ推進が加速している。4月24日、ダイバーシティとインクルージョンを推進するイベントが米国Cipriani Wall Streetで開催され、2015年版のダイバーシティへの取り組みに積極的な上位50社がDiversityIncにより公表された。

 DiversityIncはダイバーシティがビジネスにもたらす利益について周知することを目的とする組織で、イベントには企業の役員クラス900名以上が参加した。ノバルティスファーマが2年連続でトップを守り、カイザーパーマネンテが2つ順位を上げ2位となった。他には、プライスウォーターハウスクーパース、EY、ソデスコ、マスターカード、AT&T、プルデンシャル・ファイナンシャル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&Gが今年のランキングの上位10位にランクインしている。

 ランキングの公表にあたり、「1000以上の企業による積極的な取り組みにより、上位50社を選ぶことは例年よりも3割以上困難であった」とDiversityIncの創業者兼CEOを務めるLuke Visconti氏は語った。さらに、「企業はダイバーシティが企業の評判にとって重要であることを認識しているが、我々が目指すダイバーシティの在り方にはまだどこもかけ離れている事実が2015年版でも明らかになっている」と付け加えた。

 ランキング上位50社は、平均的な米国企業と比べて明らかにダイバーシティが推進されている。米国の雇用機会均等委員会(EEOC)の統計と比較すると、上位50社は黒人、ラテン系、アジア系が役員に占める割合が20%高く、女性の割合も13%高い。上位10社についてはその傾向がさらに顕著で、それぞれ米国企業の平均よりも41%と46%高い水準となっている。

 イベントでは、CNBCが行った調査により上位50社の株価が短・長期のいずれにおいても市場平均を上回ることが示され、ダイバーシティの積極的な推進が優れたコーポレートガバナンスに結びついていることが裏付けられた。

 ノバルティスファーマのChristi Shaw氏は「我々は、DiversityIncにより2年続けて1位に選ばれたことを大変誇りに感じている。ダイバーシティとインクルージョンは、我々のカルチャーと戦略的なビジネスにおける重要な要素である。誠意と協調性を高めることができる企業風土を創りあげていくことが、我々のお客様により高い価値を提供するためのさらなるブレイクスルーと革新につながるのだ」と語った。

 ダイバーシティの重要性は以前より指摘されていたが、受容を意味するインクルージョンという概念が近年注目を集めている。各国の事情を踏まえながらいかに企業がダイバーシティ&インクルージョンの推進を企業価値の向上につなげていくことができるのか、期待が高まる。

【参照リリース】DiversityInc Unveils the 2015 Top 50 Companies for Diversity
【団体サイト】DiversityInc

 グローバル企業を中心に、ダイバーシティ推進が加速している。4月24日、ダイバーシティとインクルージョンを推進するイベントが米国Cipriani Wall Streetで開催され、2015年版のダイバーシティへの取り組みに積極的な上位50社がDiversityIncにより公表された。

 DiversityIncはダイバーシティがビジネスにもたらす利益について周知することを目的とする組織で、イベントには企業の役員クラス900名以上が参加した。ノバルティスファーマが2年連続でトップを守り、カイザーパーマネンテが2つ順位を上げ2位となった。他には、プライスウォーターハウスクーパース、EY、ソデスコ、マスターカード、AT&T、プルデンシャル・ファイナンシャル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&Gが今年のランキングの上位10位にランクインしている。

 ランキングの公表にあたり、「1000以上の企業による積極的な取り組みにより、上位50社を選ぶことは例年よりも3割以上困難であった」とDiversityIncの創業者兼CEOを務めるLuke Visconti氏は語った。さらに、「企業はダイバーシティが企業の評判にとって重要であることを認識しているが、我々が目指すダイバーシティの在り方にはまだどこもかけ離れている事実が2015年版でも明らかになっている」と付け加えた。

 ランキング上位50社は、平均的な米国企業と比べて明らかにダイバーシティが推進されている。米国の雇用機会均等委員会(EEOC)の統計と比較すると、上位50社は黒人、ラテン系、アジア系が役員に占める割合が20%高く、女性の割合も13%高い。上位10社についてはその傾向がさらに顕著で、それぞれ米国企業の平均よりも41%と46%高い水準となっている。

 イベントでは、CNBCが行った調査により上位50社の株価が短・長期のいずれにおいても市場平均を上回ることが示され、ダイバーシティの積極的な推進が優れたコーポレートガバナンスに結びついていることが裏付けられた。

 ノバルティスファーマのChristi Shaw氏は「我々は、DiversityIncにより2年続けて1位に選ばれたことを大変誇りに感じている。ダイバーシティとインクルージョンは、我々のカルチャーと戦略的なビジネスにおける重要な要素である。誠意と協調性を高めることができる企業風土を創りあげていくことが、我々のお客様により高い価値を提供するためのさらなるブレイクスルーと革新につながるのだ」と語った。

 ダイバーシティの重要性は以前より指摘されていたが、受容を意味するインクルージョンという概念が近年注目を集めている。各国の事情を踏まえながらいかに企業がダイバーシティ&インクルージョンの推進を企業価値の向上につなげていくことができるのか、期待が高まる。

【参照リリース】DiversityInc Unveils the 2015 Top 50 Companies for Diversity
【団体サイト】DiversityInc

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 グローバル企業を中心に、ダイバーシティ推進が加速している。4月24日、ダイバーシティとインクルージョンを推進するイベントが米国Cipriani Wall Streetで開催され、2015年版のダイバーシティへの取り組みに積極的な上位50社がDiversityIncにより公表された。

 DiversityIncはダイバーシティがビジネスにもたらす利益について周知することを目的とする組織で、イベントには企業の役員クラス900名以上が参加した。ノバルティスファーマが2年連続でトップを守り、カイザーパーマネンテが2つ順位を上げ2位となった。他には、プライスウォーターハウスクーパース、EY、ソデスコ、マスターカード、AT&T、プルデンシャル・ファイナンシャル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&Gが今年のランキングの上位10位にランクインしている。

 ランキングの公表にあたり、「1000以上の企業による積極的な取り組みにより、上位50社を選ぶことは例年よりも3割以上困難であった」とDiversityIncの創業者兼CEOを務めるLuke Visconti氏は語った。さらに、「企業はダイバーシティが企業の評判にとって重要であることを認識しているが、我々が目指すダイバーシティの在り方にはまだどこもかけ離れている事実が2015年版でも明らかになっている」と付け加えた。

 ランキング上位50社は、平均的な米国企業と比べて明らかにダイバーシティが推進されている。米国の雇用機会均等委員会(EEOC)の統計と比較すると、上位50社は黒人、ラテン系、アジア系が役員に占める割合が20%高く、女性の割合も13%高い。上位10社についてはその傾向がさらに顕著で、それぞれ米国企業の平均よりも41%と46%高い水準となっている。

 イベントでは、CNBCが行った調査により上位50社の株価が短・長期のいずれにおいても市場平均を上回ることが示され、ダイバーシティの積極的な推進が優れたコーポレートガバナンスに結びついていることが裏付けられた。

 ノバルティスファーマのChristi Shaw氏は「我々は、DiversityIncにより2年続けて1位に選ばれたことを大変誇りに感じている。ダイバーシティとインクルージョンは、我々のカルチャーと戦略的なビジネスにおける重要な要素である。誠意と協調性を高めることができる企業風土を創りあげていくことが、我々のお客様により高い価値を提供するためのさらなるブレイクスルーと革新につながるのだ」と語った。

 ダイバーシティの重要性は以前より指摘されていたが、受容を意味するインクルージョンという概念が近年注目を集めている。各国の事情を踏まえながらいかに企業がダイバーシティ&インクルージョンの推進を企業価値の向上につなげていくことができるのか、期待が高まる。

【参照リリース】DiversityInc Unveils the 2015 Top 50 Companies for Diversity
【団体サイト】DiversityInc