Sustainable Japan | 世界のサステナビリティ・ESG投資・SDGs

【日本】東京地検、SMBC日興証券を起訴。副社長も逮捕。ブロックオファー相場操縦

 東京地方検察庁特捜部は3月24日、相場操縦の容疑で、SMBC日興証券と、逮捕されていた同社役社員4人を起訴。同時に新たに副社長1人も逮捕した。これで同事案で逮捕された同社役社員は5人となった。法人としての相場操縦での起訴は今回が初。

【参考】【日本】SMBC日興証券、相場操縦容疑で役社員4人が逮捕。ブロックオファーで終値関与か(2022年3月6日)

 今回新たに逮捕されたのは、逮捕された役社員の部門の統括責任者である副社長の佐藤俊弘容疑者。佐藤氏は、すでに逮捕された4人とは別の事案で、2021年4月に共謀して大正製薬ホールディングス株式で相場操縦に関与した疑い。

 すでに逮捕されている役職員から、相場操縦に該当すると思われる取引の報告を受けながら、止めなかった責任が問われている。本人は違法性の認識がなかった模様。それが事実だとすると、ガバナンス不備としても重大な善管注意義務を欠いており、ガバナンスが不全とも解せる。

 金融庁も同社に対し、行政処分を検討しているという。 

 同社は今回の発表に際し、「内部管理体制上の不備があったことは否定できず、その意味において法人としての責任は免れないものと認識しております」とコメント。記者会見では、今回逮捕された副社長の氏名も認めたが、ホームページでのプレスリリースでは「当社役員が起訴」とのみ記載。また親会社の三井住友フィナンシャルグループは、グループ会社のプレスリリースとして掲載するに止め、説明はしていない。

【参照ページ】当社役社員および当社の起訴について

 東京地方検察庁特捜部は3月24日、相場操縦の容疑で、SMBC日興証券と、逮捕されていた同社役社員4人を起訴。同時に新たに副社長1人も逮捕した。これで同事案で逮捕された同社役社員は5人となった。法人としての相場操縦での起訴は今回が初。

【参考】【日本】SMBC日興証券、相場操縦容疑で役社員4人が逮捕。ブロックオファーで終値関与か(2022年3月6日)

 今回新たに逮捕されたのは、逮捕された役社員の部門の統括責任者である副社長の佐藤俊弘容疑者。佐藤氏は、すでに逮捕された4人とは別の事案で、2021年4月に共謀して大正製薬ホールディングス株式で相場操縦に関与した疑い。

 すでに逮捕されている役職員から、相場操縦に該当すると思われる取引の報告を受けながら、止めなかった責任が問われている。本人は違法性の認識がなかった模様。それが事実だとすると、ガバナンス不備としても重大な善管注意義務を欠いており、ガバナンスが不全とも解せる。

 金融庁も同社に対し、行政処分を検討しているという。 

 同社は今回の発表に際し、「内部管理体制上の不備があったことは否定できず、その意味において法人としての責任は免れないものと認識しております」とコメント。記者会見では、今回逮捕された副社長の氏名も認めたが、ホームページでのプレスリリースでは「当社役員が起訴」とのみ記載。また親会社の三井住友フィナンシャルグループは、グループ会社のプレスリリースとして掲載するに止め、説明はしていない。

【参照ページ】当社役社員および当社の起訴について

 東京地方検察庁特捜部は3月24日、相場操縦の容疑で、SMBC日興証券と、逮捕されていた同社役社員4人を起訴。同時に新たに副社長1人も逮捕した。これで同事案で逮捕された同社役社員は5人となった。法人としての相場操縦での起訴は今回が初。

【参考】【日本】SMBC日興証券、相場操縦容疑で役社員4人が逮捕。ブロックオファーで終値関与か(2022年3月6日)

 今回新たに逮捕されたのは、逮捕された役社員の部門の統括責任者である副社長の佐藤俊弘容疑者。佐藤氏は、すでに逮捕された4人とは別の事案で、2021年4月に共謀して大正製薬ホールディングス株式で相場操縦に関与した疑い。

 すでに逮捕されている役職員から、相場操縦に該当すると思われる取引の報告を受けながら、止めなかった責任が問われている。本人は違法性の認識がなかった模様。それが事実だとすると、ガバナンス不備としても重大な善管注意義務を欠いており、ガバナンスが不全とも解せる。

 金融庁も同社に対し、行政処分を検討しているという。 

 同社は今回の発表に際し、「内部管理体制上の不備があったことは否定できず、その意味において法人としての責任は免れないものと認識しております」とコメント。記者会見では、今回逮捕された副社長の氏名も認めたが、ホームページでのプレスリリースでは「当社役員が起訴」とのみ記載。また親会社の三井住友フィナンシャルグループは、グループ会社のプレスリリースとして掲載するに止め、説明はしていない。

【参照ページ】当社役社員および当社の起訴について

ここから先は有料登録会員限定のコンテンツとなります。有料登録会員へのアップグレードを行って下さい。

 東京地方検察庁特捜部は3月24日、相場操縦の容疑で、SMBC日興証券と、逮捕されていた同社役社員4人を起訴。同時に新たに副社長1人も逮捕した。これで同事案で逮捕された同社役社員は5人となった。法人としての相場操縦での起訴は今回が初。

【参考】【日本】SMBC日興証券、相場操縦容疑で役社員4人が逮捕。ブロックオファーで終値関与か(2022年3月6日)

 今回新たに逮捕されたのは、逮捕された役社員の部門の統括責任者である副社長の佐藤俊弘容疑者。佐藤氏は、すでに逮捕された4人とは別の事案で、2021年4月に共謀して大正製薬ホールディングス株式で相場操縦に関与した疑い。

 すでに逮捕されている役職員から、相場操縦に該当すると思われる取引の報告を受けながら、止めなかった責任が問われている。本人は違法性の認識がなかった模様。それが事実だとすると、ガバナンス不備としても重大な善管注意義務を欠いており、ガバナンスが不全とも解せる。

 金融庁も同社に対し、行政処分を検討しているという。 

 同社は今回の発表に際し、「内部管理体制上の不備があったことは否定できず、その意味において法人としての責任は免れないものと認識しております」とコメント。記者会見では、今回逮捕された副社長の氏名も認めたが、ホームページでのプレスリリースでは「当社役員が起訴」とのみ記載。また親会社の三井住友フィナンシャルグループは、グループ会社のプレスリリースとして掲載するに止め、説明はしていない。

【参照ページ】当社役社員および当社の起訴について