【国際】OPECプラス、11月から200万バレル減産決定。原油価格上昇を意図か

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　石油輸出国機構（OPEC）は10月5日、第33回OPEC・非OPEC閣僚会合（通称「OPECプラス」）を開催。2022年11月から全体で日量200万バレルの減産を決定した。原油価格は3ヶ月前の1バレル120米ドルから80米ドル水準まで下落しており、価格を再び上昇させる算段とみられる。

　今回の決定では、

　石油輸出国機構（OPEC）は10月5日、第33回OPEC・非OPEC閣僚会合（通称「OPECプラス」）を開催。2022年11月から全体で日量200万バレルの減産を決定した。原油価格は3ヶ月前の1バレル120米ドルから80米ドル水準まで下落しており、価格を再び上昇させる算段とみられる。

　今回の決定では、OPEC・非OPEC閣僚会合（ONOMM）を、通常のOPEC定期会合に合わせて6カ月毎に開催することや、一部の加盟国閣僚級で構成する合同閣僚級監視委員会（JMMC）の月例会合を隔月開催にしていく調整を始めることも決定した。JMMCに対し、必要に応じた追加会議開催や、市場動向に対応するためにOPEC・非OPEC閣僚会議開催を要請する権限も付与した。次回のONOMM開催は12月4日。

【参考】【国際】OPECプラス、10月から10万バレル減産決定。8月水準にも逆戻り（2022年9月6日）

　OPECプラスには、OPEC加盟国以外に、ロシア、アゼルバイジャン、カザフスタン、オマーン、バーレーン、ブルネイ、マレーシア、メキシコ、スーダン、南スーダンが参加している。

【参照ページ】33rd OPEC and non-OPEC Ministerial Meeting