米環境サービス大手エコラボは3月22日、「世界水の日」にあわせ、企業の水に関する目標設定、水使用量の削減、事業レジリエンス向上を支援する無料オンラインツール「スマート・ウォーター・ナビゲーター」の拡張版をリリースした。
同社は2月、サステナビリティ関連リサーチ米GreenBizと協働し、売上高10億米ドル(約1.1兆円)以上の企業93社を対象に、企業の水管理の目標や管理実態に関する調査を実施。水を、企業として積極的に管理するものだと回答した企業は38%に留まったという。また、水管理の進捗状況について、モニタリングツールを利用している企業は54%。45%は、ツール活用により、水がより適切に管理され、目標をより容易に達成できると回答した。
一方、国際環境NGOの世界資源研究所(WRI)は、2030年までに世界中で水供給が56%不足すると分析。2015に国連が発表した予測の40%よりも厳しい結果となった。S&Pグローバルのレポートでも、水消費量の改善については、進捗が不十分だと指摘された。
同ツールは、2019年に開発。水の再利用、リサイクル、消費量削減、レジリエンスのある運用を支援している。今回拡張された新機能では、企業の施設ポートフォリオ全体でのベンチマーク設定や、取水目標とリスクの特定、経年でのパフォーマンス評価等が可能。
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米環境サービス大手エコラボは3月22日、「世界水の日」にあわせ、企業の水に関する目標設定、水使用量の削減、事業レジリエンス向上を支援する無料オンラインツール「スマート・ウォーター・ナビゲーター」の拡張版をリリースした。
同社は2月、
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同ツールは、2019年に開発。水の再利用、リサイクル、消費量削減、レジリエンスのある運用を支援している。今回拡張された新機能では、企業の施設ポートフォリオ全体でのベンチマーク設定や、取水目標とリスクの特定、経年でのパフォーマンス評価等が可能。
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