仏エネルギー大手トタルエナジーズは8月20日、FIA世界耐久選手権(WEC)開催のル・マン24時間レース2022年大会向けに、レース用100%バイオ燃料「Excellium Racing 100」を開発すると発表した。
24時間でのサーキット周回数を競う同レースでは燃費が重要。今回開発する燃料では、長い走行距離とFIAの持続可能な燃料基準の準拠の両立を目指す。
同燃料は、フランスのワイン農家の残渣や、同国リヨン近郊の同社ファイザン製油所で生産したエチル・ターシャリー・ブチル・エーテル(ETBE)由来のバイオエタノールで製造。レーシングカーによる二酸化炭素排出量を最低でも65%削減できる見込み。
同社は2018年、ル・マン24時間レース主催者のフランス西部自動車クラブ(ACO)から公式燃料サプライヤーに就任。2021年大会ではすでに、高度バイオエタノール10%配合の燃料「Excellium Endurance」を導入した。
またトタルエナジーズとACOは、2024年大会から燃料電池自動車(FCV)の24時間レースの創設を進めており、初となる移動式水素ステーションの設計と建設でも協働している。
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仏エネルギー大手トタルエナジーズは8月20日、FIA世界耐久選手権(WEC)開催のル・マン24時間レース2022年大会向けに、レース用100%バイオ燃料「Excellium Racing 100」を開発すると発表した。
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24時間でのサーキット周回数を競う同レースでは燃費が重要。今回開発する燃料では、長い走行距離とFIAの持続可能な燃料基準の準拠の両立を目指す。
同燃料は、フランスのワイン農家の残渣や、同国リヨン近郊の同社ファイザン製油所で生産したエチル・ターシャリー・ブチル・エーテル(ETBE)由来のバイオエタノールで製造。レーシングカーによる二酸化炭素排出量を最低でも65%削減できる見込み。
同社は2018年、ル・マン24時間レース主催者のフランス西部自動車クラブ(ACO)から公式燃料サプライヤーに就任。2021年大会ではすでに、高度バイオエタノール10%配合の燃料「Excellium Endurance」を導入した。
またトタルエナジーズとACOは、2024年大会から燃料電池自動車(FCV)の24時間レースの創設を進めており、初となる移動式水素ステーションの設計と建設でも協働している。
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