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【国際】IFRS財団、バリュー・レポーティング財団とCDSBを統合。国際サステナビリティ基準審議会発足

 国際会計基準審議会(IASB)を運営するIFRS財団は11月2日、評議員会を開催。国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)を正式に発足した。国際サステナビリティ開示基準の策定を始める。

【参考】【国際】IFRS財団、SSB発足の準備機関設立。IOSCOもTEG組成。両者で国際サステナビリティ報告基準検討(2021年4月5日)

 今回の発表では、国際統合報告評議会(IIRC)とSASBが2020年に合併して設立したバリュー・レポーティング財団(VRF)と、気候変動関連情報開示標準化の国際イニシアチブCDSB(気候変動開示基準委員会)の両機関を、IFRS財団が合併することを表明。2022年6月に合併作業を完了させる。
 
【参考】【国際】IIRCとSASB、経営統合し「バリュー・レポーティング財団」へ。既存スタンダードは維持(2020年11月27日)

 また、IFRS財団がISSBの準備期間として設立したテクニカル準備ワーキンググループ(TRWG)は、策定した気候変動および一般開示要求事項のプロトタイプも公表した。同素案は、CDSB、国際会計基準審議会(IASB)、金融安定理事会(FSB)の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)、VRF、世界経済フォーラム(WEF)とともに6ヶ月間の共同作業で策定。国際証券監督者機構(IOSCO)も協力した。

 今回発表のプロトタイプは、TCFDの提言に基づいた気候関連の開示に焦点を当てた業界固有の開示のプロトタイプと、一般的なサステナビリティ開示を定めたものの2つの文書で構成。ISSBは、最初の作業として、プロトタイプの検討を行う予定。

 直近の作業としては、IFRS財団は、ISSBの議長と副議長の選任を進め、ISSBの作業計画の策定と、TRWGのプロトタイプに関するパブリックコメント募集から始める見通し。

【参照ページ】IFRS Foundation announces International Sustainability Standards Board, consolidation with CDSB and VRF, and publication of prototype disclosure requirements

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 国際会計基準審議会(IASB)を運営するIFRS財団は11月2日、評議員会を開催。国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)を正式に発足した。国際サステナビリティ開示基準の策定を始める。

【参考】【国際】IFRS財団、SSB発足の準備機関設立。IOSCOもTEG組成。両者で国際サステナビリティ報告基準検討(2021年4月5日)

 今回の発表では、

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 国際会計基準審議会(IASB)を運営するIFRS財団は11月2日、評議員会を開催。国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)を正式に発足した。国際サステナビリティ開示基準の策定を始める。

【参考】【国際】IFRS財団、SSB発足の準備機関設立。IOSCOもTEG組成。両者で国際サステナビリティ報告基準検討(2021年4月5日)

 今回の発表では、

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 国際会計基準審議会(IASB)を運営するIFRS財団は11月2日、評議員会を開催。国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)を正式に発足した。国際サステナビリティ開示基準の策定を始める。

【参考】【国際】IFRS財団、SSB発足の準備機関設立。IOSCOもTEG組成。両者で国際サステナビリティ報告基準検討(2021年4月5日)

 今回の発表では、国際統合報告評議会(IIRC)とSASBが2020年に合併して設立したバリュー・レポーティング財団(VRF)と、気候変動関連情報開示標準化の国際イニシアチブCDSB(気候変動開示基準委員会)の両機関を、IFRS財団が合併することを表明。2022年6月に合併作業を完了させる。
 
【参考】【国際】IIRCとSASB、経営統合し「バリュー・レポーティング財団」へ。既存スタンダードは維持(2020年11月27日)

 また、IFRS財団がISSBの準備期間として設立したテクニカル準備ワーキンググループ(TRWG)は、策定した気候変動および一般開示要求事項のプロトタイプも公表した。同素案は、CDSB、国際会計基準審議会(IASB)、金融安定理事会(FSB)の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)、VRF、世界経済フォーラム(WEF)とともに6ヶ月間の共同作業で策定。国際証券監督者機構(IOSCO)も協力した。

 今回発表のプロトタイプは、TCFDの提言に基づいた気候関連の開示に焦点を当てた業界固有の開示のプロトタイプと、一般的なサステナビリティ開示を定めたものの2つの文書で構成。ISSBは、最初の作業として、プロトタイプの検討を行う予定。

 直近の作業としては、IFRS財団は、ISSBの議長と副議長の選任を進め、ISSBの作業計画の策定と、TRWGのプロトタイプに関するパブリックコメント募集から始める見通し。

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