米プライベートエクイティ大手カーライル2月1日は、投資ポートフォリオ先全体での2050年カーボンニュートラルを発表した。さらに特定のアセットクラスやセクター毎の短期目標も設定した。
まず、短期目標では、プライベートエクイティ、電力、エネルギーのセクターで同社が50%以上を出資している企業の75%では、2025年までにスコープ1とスコープ2の排出量をパリ協定との整合性を確保。2025年以降に新たに50%以上出資する企業に関しても所有後2年以内にパリ協定との整合性を確保する。
同社は今回、投資先企業へのエンゲージメントを重視する姿勢を明確化。ダイベストメントではなく、実際に出資先の企業に排出量の削減をコミットさせにいく。すでに同社は、主力のバイアウトファンドで、昨年から投資先企業のスコープ1とスコープ2の排出量を算出しており、2年目の算出も完了。算出作業では、投資先企業の支援も行っている。
また、最近投資した欧州バイアウトファンドでは、カーボンフットプリントの算出対象企業カバー率が35%から100%に増加。 同社は、2021年にはポートフォリオ企業向けに「Energy + Carbon Playbook」を配布し、カーボンニュートラル化戦略の設計、作成、実行の指南も始めた。
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まず、短期目標では、
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米プライベートエクイティ大手カーライル2月1日は、投資ポートフォリオ先全体での2050年カーボンニュートラルを発表した。さらに特定のアセットクラスやセクター毎の短期目標も設定した。
まず、短期目標では、プライベートエクイティ、電力、エネルギーのセクターで同社が50%以上を出資している企業の75%では、2025年までにスコープ1とスコープ2の排出量をパリ協定との整合性を確保。2025年以降に新たに50%以上出資する企業に関しても所有後2年以内にパリ協定との整合性を確保する。
同社は今回、投資先企業へのエンゲージメントを重視する姿勢を明確化。ダイベストメントではなく、実際に出資先の企業に排出量の削減をコミットさせにいく。すでに同社は、主力のバイアウトファンドで、昨年から投資先企業のスコープ1とスコープ2の排出量を算出しており、2年目の算出も完了。算出作業では、投資先企業の支援も行っている。
また、最近投資した欧州バイアウトファンドでは、カーボンフットプリントの算出対象企業カバー率が35%から100%に増加。 同社は、2021年にはポートフォリオ企業向けに「Energy + Carbon Playbook」を配布し、カーボンニュートラル化戦略の設計、作成、実行の指南も始めた。
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