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【国際】グリーン・フューチャー・インデックス2022、日本19位と急上昇。韓国に負ける

 MITテクノロジー・レビューは3月24日、カーボンニュートラル型経済への転換に向けた国別ランキング「グリーン・フューチャー・インデックス」の2022年版結果を発表した。同ランキングの発表は2021年に続き2年目。今回は日本を含む76ヶ国が評価対象となった。

 同ランキングは、5つの観点で各国の経済状況を評価。情報源は、専門家インタビュー、国際エネルギー機関(IEA)、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、世界銀行、国連環境計画(UNEP)、国連食糧農業機関(FAO)、世界知的所有権機関、クライメート・アクション・トラッカー(CAT)等のデータや、研究論文、研究報告書、報道等。

 5つの観点は「二酸化炭素排出量」「エネルギー転換」「社会実装」「イノベーション」「政策」。前回から評価手法が一部変更となり、エネルギー転換では、原子力発電が追加。社会実装では、電気自動車(EV)普及率が追加。イノベーションでは、気候変動関連特許数が追加。政策では、炭素回収・貯留(CCS)への準備状況が追加された。

 ランキング結果は、首位アイスランド。以下、デンマーク、オランダ、英国、ノルウェー、フィンランド、フランス、ドイツ、スウェーデンと上位を押収が独占。10位に韓国が入り、前回の31位から大幅に順位を上げた。

 G7では、英国4位、フランス7位、ドイツ8位、カナダ15位、イタリア17位、日本19位、米国21位の順。中国は26位。

 日本は前回の60位から順位を上げ、順位上昇では76ヶ国中トップ。背景は、2020年10月の菅政権による2050年カーボンニュートラル宣言により、政府と企業から大幅なカーボンニュートラル宣言が出たことと、知的財産が評価対象に加わったことにある。観点別では、二酸化炭素排出量34位(前回11位)、エネルギー転換47位(前回58位)、社会実装31位(前回48位)、イノベーション10位(前回63位)、政策24位(前回55位)。

 同調査は、モルガン・スタンレーがゴールドスポンサーを務めている。

【参照ページ】The Green Future Index 2022

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 MITテクノロジー・レビューは3月24日、カーボンニュートラル型経済への転換に向けた国別ランキング「グリーン・フューチャー・インデックス」の2022年版結果を発表した。同ランキングの発表は2021年に続き2年目。今回は日本を含む76ヶ国が評価対象となった。

 同ランキングは、

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 MITテクノロジー・レビューは3月24日、カーボンニュートラル型経済への転換に向けた国別ランキング「グリーン・フューチャー・インデックス」の2022年版結果を発表した。同ランキングの発表は2021年に続き2年目。今回は日本を含む76ヶ国が評価対象となった。

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 同ランキングは、5つの観点で各国の経済状況を評価。情報源は、専門家インタビュー、国際エネルギー機関(IEA)、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、世界銀行、国連環境計画(UNEP)、国連食糧農業機関(FAO)、世界知的所有権機関、クライメート・アクション・トラッカー(CAT)等のデータや、研究論文、研究報告書、報道等。

 5つの観点は「二酸化炭素排出量」「エネルギー転換」「社会実装」「イノベーション」「政策」。前回から評価手法が一部変更となり、エネルギー転換では、原子力発電が追加。社会実装では、電気自動車(EV)普及率が追加。イノベーションでは、気候変動関連特許数が追加。政策では、炭素回収・貯留(CCS)への準備状況が追加された。

 ランキング結果は、首位アイスランド。以下、デンマーク、オランダ、英国、ノルウェー、フィンランド、フランス、ドイツ、スウェーデンと上位を押収が独占。10位に韓国が入り、前回の31位から大幅に順位を上げた。

 G7では、英国4位、フランス7位、ドイツ8位、カナダ15位、イタリア17位、日本19位、米国21位の順。中国は26位。

 日本は前回の60位から順位を上げ、順位上昇では76ヶ国中トップ。背景は、2020年10月の菅政権による2050年カーボンニュートラル宣言により、政府と企業から大幅なカーボンニュートラル宣言が出たことと、知的財産が評価対象に加わったことにある。観点別では、二酸化炭素排出量34位(前回11位)、エネルギー転換47位(前回58位)、社会実装31位(前回48位)、イノベーション10位(前回63位)、政策24位(前回55位)。

 同調査は、モルガン・スタンレーがゴールドスポンサーを務めている。

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