食品世界大手米ペプシコ傘下のペプシコ・ビバレッジズ・ノース・アメリカ(PBNA)は2月12日、米カリフォルニア州とフロリダ州で水還元プロジェクト4件に資金拠出すると発表した。
今回のアクションは、ペプシコのサステナビリティ戦略「pep+(pep Positive)」で掲げる2030年までにウォーターポジティブ達成を目指す目標の一環。水リスクの高い地域にある自社工場および第三者工場で使用する水の100%以上を地域の流域に還元する。
カリフォルニア州では、サクラメントのモケルムネ川流域、コロラド川流域のフォート・ユマ・インディアン居留地、サン・ホアキン川流域レディングのシア・アイランド水路の3つ。フロリダ州ではエバーグレーズで、ウォーターポジティブに向けたプロジェクトを展開する。
モケルムネ川流域では、世界資源研究所(WRI)、アッパーモケルムネ川流域当局、ブルー・フォレスト・コンサベーション(BFC)と協働し、森林8km2以上の回復に注力。同流域からの蒸発散量を削減し、下流の地域生態系とコミュニティが利用できる水量を増加させる。PBNAからは、同プロジェクトに44万米ドル(約6,600万円)を拠出する。
コロラド川流域では、フォート・ユマ・インディアン居留地内に農業用水を供給する水マネジメントと灌漑インフラの改善を支援。 新たなソーラーポンプステーションの建設、河川上の分水地点の廃止、送水インフラの改善を行い、水効率の向上とコロラド川からの分水量の削減を実現する。同社からは、30万米ドル(約4,500万円)を拠出する。
サン・ホアキン川流域では、チコ・ステート・エンタープライズ(CSE)と協働。側水路3つを回復し、河川の流量改善や絶滅危惧種のウインターラン・チヌーク・サケの生息地を保全する水生生物回復プロジェクトを進める。PBNAからは、30万米ドル(約4,500万円)を拠出する。
フロリダ州エバーグレーズでは、国際環境NGOの米ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)と協働。PBNAは、TNCがフロリダ州エバーグレーズで展開する雨水貯留池の性能向上プログラム「Brightstorm」に100万米ドル(約1.5億円)を拠出した。池にセンサー、気象予測、適応制御装置を設置し、水質の改善、洪水の緩和、流域の自然な回復を図る。
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カリフォルニア州では、サクラメントのモケルムネ川流域、コロラド川流域のフォート・ユマ・インディアン居留地、サン・ホアキン川流域レディングのシア・アイランド水路の3つ。フロリダ州ではエバーグレーズで、ウォーターポジティブに向けたプロジェクトを展開する。
モケルムネ川流域では、世界資源研究所(WRI)、アッパーモケルムネ川流域当局、ブルー・フォレスト・コンサベーション(BFC)と協働し、森林8km2以上の回復に注力。同流域からの蒸発散量を削減し、下流の地域生態系とコミュニティが利用できる水量を増加させる。PBNAからは、同プロジェクトに44万米ドル(約6,600万円)を拠出する。
コロラド川流域では、フォート・ユマ・インディアン居留地内に農業用水を供給する水マネジメントと灌漑インフラの改善を支援。 新たなソーラーポンプステーションの建設、河川上の分水地点の廃止、送水インフラの改善を行い、水効率の向上とコロラド川からの分水量の削減を実現する。同社からは、30万米ドル(約4,500万円)を拠出する。
サン・ホアキン川流域では、チコ・ステート・エンタープライズ(CSE)と協働。側水路3つを回復し、河川の流量改善や絶滅危惧種のウインターラン・チヌーク・サケの生息地を保全する水生生物回復プロジェクトを進める。PBNAからは、30万米ドル(約4,500万円)を拠出する。
フロリダ州エバーグレーズでは、国際環境NGOの米ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)と協働。PBNAは、TNCがフロリダ州エバーグレーズで展開する雨水貯留池の性能向上プログラム「Brightstorm」に100万米ドル(約1.5億円)を拠出した。池にセンサー、気象予測、適応制御装置を設置し、水質の改善、洪水の緩和、流域の自然な回復を図る。
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