Sustainable Japan | 世界のサステナビリティ・ESG投資・SDGs

【日本】ダウ、リサイクル可能なイベント案内シートを凸版印刷と共同開発。東京五輪で使用

 化学世界大手米ダウは8月20日、スポーツイベント等で大量に使われるプラスチック製の案内シートについて、凸版印刷と協働で、リサイクル可能な案内シートを開発したと発表した。2021年に開催される予定の東京オリンピック・パラリンピックで展開する予定。

 今回開発したのは、ダウが開発したエラストマー素材「VERSIFY」を活用し、凸版印刷がポリプロピレン製の案内シートを開発する。イベントの案内シートは、イベント時に大量生産されるが、従来性のものはタール塗り防水布等、複合材料のものが多く、リサイクルができずに大量に廃棄されていた。しかし今回開発の製品は、ポリプロピレンのみでシート、メッシュ、糸、小穴部等を生成。リサイクル性が格段に上がった。

 ダウと凸版印刷は、東京オリンピック・パラリンピックの閉幕後、案内シートを回収。その後、アップサイクル型のリサイクルを実施する。具体的には、ペレットにした後に木質廃棄物素材とブレンドし、床材等の木材・プラスチック複合材等を生産していく。

 ダウは最近、プラスチック廃棄物を100万t回収し、再利用もしくはリサイクルしていく目標を設定している。

【参照ページ】Dow’s expertise enables recyclable polyolefin-based fabric decorations for Olympic Games Tokyo 2020

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。

 化学世界大手米ダウは8月20日、スポーツイベント等で大量に使われるプラスチック製の案内シートについて、凸版印刷と協働で、リサイクル可能な案内シートを開発したと発表した。2021年に開催される予定の東京オリンピック・パラリンピックで展開する予定。

 今回開発したのは、

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。

 化学世界大手米ダウは8月20日、スポーツイベント等で大量に使われるプラスチック製の案内シートについて、凸版印刷と協働で、リサイクル可能な案内シートを開発したと発表した。2021年に開催される予定の東京オリンピック・パラリンピックで展開する予定。

 今回開発したのは、

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。

ここから先は有料登録会員限定のコンテンツとなります。有料登録会員へのアップグレードを行って下さい。

 化学世界大手米ダウは8月20日、スポーツイベント等で大量に使われるプラスチック製の案内シートについて、凸版印刷と協働で、リサイクル可能な案内シートを開発したと発表した。2021年に開催される予定の東京オリンピック・パラリンピックで展開する予定。

 今回開発したのは、ダウが開発したエラストマー素材「VERSIFY」を活用し、凸版印刷がポリプロピレン製の案内シートを開発する。イベントの案内シートは、イベント時に大量生産されるが、従来性のものはタール塗り防水布等、複合材料のものが多く、リサイクルができずに大量に廃棄されていた。しかし今回開発の製品は、ポリプロピレンのみでシート、メッシュ、糸、小穴部等を生成。リサイクル性が格段に上がった。

 ダウと凸版印刷は、東京オリンピック・パラリンピックの閉幕後、案内シートを回収。その後、アップサイクル型のリサイクルを実施する。具体的には、ペレットにした後に木質廃棄物素材とブレンドし、床材等の木材・プラスチック複合材等を生産していく。

 ダウは最近、プラスチック廃棄物を100万t回収し、再利用もしくはリサイクルしていく目標を設定している。

【参照ページ】Dow’s expertise enables recyclable polyolefin-based fabric decorations for Olympic Games Tokyo 2020

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。