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【国際】ユニリーバ、パーソナルケア製品の包装・広告で「ノーマル(標準)」表現を廃止

 消費財世界大手英ユニリーバは3月9日、同社の全パーソナルケア製品の包装・容器の表示や広告で「ノーマル(標準)」という表現の使用を廃止すると発表した。今回のアクションは、同社の新たなダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンに関するビジョンおよび戦略「Positive Beauty」の一環。

 Positive Beautyでは、2030年までに美容業界での差別を撲滅し、インクルージョンを促進を標榜。ジェンダー平等の推進、衛生教育イニシアチブを通じた健康とウェルビーイングの改善を行う。

 今回発表のアクションの背景には、同社が9カ国1万人を対象にした調査がある。回答者の56%は、パーソナルケア製品の毛髪や肌の色に関する「ノーマル」という表現に疎外感を与える可能性があると回答。70%は、製品の包装・容器や広告での「ノーマル」という表現は、ネガティブな影響があることに同意した。また、74%は、「よく見えるか」ではなく「心地よく利用できるか」を重視してほしいと回答。52%は、製品購入前に、社会問題に対する企業の姿勢に関心を持つようになったと語った。

 さらに同社は、広告モデルの体型や肌の色等のデジタル修正を行わないことも宣言。過小評価されているマイノリティの広告への起用も増加させる。

 また、2030年までに同社製品製造で使用する資源以上の量に相当する、土地・森林・海洋1.5万km2を保護する。その他2023年までには、化粧品開発での動物実験を同社全体で停止。現在23ブランドで取得している米動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の認証をさらに拡大する。

【参照ページ】Unilever says no to ‘normal’ with new positive beauty vision

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 消費財世界大手英ユニリーバは3月9日、同社の全パーソナルケア製品の包装・容器の表示や広告で「ノーマル(標準)」という表現の使用を廃止すると発表した。今回のアクションは、同社の新たなダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンに関するビジョンおよび戦略「Positive Beauty」の一環。

 Positive Beautyでは、2030年までに美容業界での差別を撲滅し、インクルージョンを促進を標榜。ジェンダー平等の推進、衛生教育イニシアチブを通じた健康とウェルビーイングの改善を行う。

 今回発表のアクションの背景には、同社が9カ国1万人を対象にした調査がある。回答者の56%は、パーソナルケア製品の毛髪や肌の色に関する「ノーマル」という表現に疎外感を与える可能性があると回答。70%は、製品の包装・容器や広告での「ノーマル」という表現は、ネガティブな影響があることに同意した。また、74%は、「よく見えるか」ではなく「心地よく利用できるか」を重視してほしいと回答。52%は、製品購入前に、社会問題に対する企業の姿勢に関心を持つようになったと語った。

 さらに同社は、広告モデルの体型や肌の色等のデジタル修正を行わないことも宣言。過小評価されているマイノリティの広告への起用も増加させる。

 また、2030年までに同社製品製造で使用する資源以上の量に相当する、土地・森林・海洋1.5万km2を保護する。その他2023年までには、化粧品開発での動物実験を同社全体で停止。現在23ブランドで取得している米動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の認証をさらに拡大する。

【参照ページ】Unilever says no to ‘normal’ with new positive beauty vision

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 消費財世界大手英ユニリーバは3月9日、同社の全パーソナルケア製品の包装・容器の表示や広告で「ノーマル(標準)」という表現の使用を廃止すると発表した。今回のアクションは、同社の新たなダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンに関するビジョンおよび戦略「Positive Beauty」の一環。

 Positive Beautyでは、2030年までに美容業界での差別を撲滅し、インクルージョンを促進を標榜。ジェンダー平等の推進、衛生教育イニシアチブを通じた健康とウェルビーイングの改善を行う。

 今回発表のアクションの背景には、同社が9カ国1万人を対象にした調査がある。回答者の56%は、パーソナルケア製品の毛髪や肌の色に関する「ノーマル」という表現に疎外感を与える可能性があると回答。70%は、製品の包装・容器や広告での「ノーマル」という表現は、ネガティブな影響があることに同意した。また、74%は、「よく見えるか」ではなく「心地よく利用できるか」を重視してほしいと回答。52%は、製品購入前に、社会問題に対する企業の姿勢に関心を持つようになったと語った。

 さらに同社は、広告モデルの体型や肌の色等のデジタル修正を行わないことも宣言。過小評価されているマイノリティの広告への起用も増加させる。

 また、2030年までに同社製品製造で使用する資源以上の量に相当する、土地・森林・海洋1.5万km2を保護する。その他2023年までには、化粧品開発での動物実験を同社全体で停止。現在23ブランドで取得している米動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の認証をさらに拡大する。

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 消費財世界大手英ユニリーバは3月9日、同社の全パーソナルケア製品の包装・容器の表示や広告で「ノーマル(標準)」という表現の使用を廃止すると発表した。今回のアクションは、同社の新たなダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンに関するビジョンおよび戦略「Positive Beauty」の一環。

 Positive Beautyでは、2030年までに美容業界での差別を撲滅し、インクルージョンを促進を標榜。ジェンダー平等の推進、衛生教育イニシアチブを通じた健康とウェルビーイングの改善を行う。

 今回発表のアクションの背景には、同社が9カ国1万人を対象にした調査がある。回答者の56%は、パーソナルケア製品の毛髪や肌の色に関する「ノーマル」という表現に疎外感を与える可能性があると回答。70%は、製品の包装・容器や広告での「ノーマル」という表現は、ネガティブな影響があることに同意した。また、74%は、「よく見えるか」ではなく「心地よく利用できるか」を重視してほしいと回答。52%は、製品購入前に、社会問題に対する企業の姿勢に関心を持つようになったと語った。

 さらに同社は、広告モデルの体型や肌の色等のデジタル修正を行わないことも宣言。過小評価されているマイノリティの広告への起用も増加させる。

 また、2030年までに同社製品製造で使用する資源以上の量に相当する、土地・森林・海洋1.5万km2を保護する。その他2023年までには、化粧品開発での動物実験を同社全体で停止。現在23ブランドで取得している米動物愛護団体PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の認証をさらに拡大する。

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