穀物世界大手米カーギルは12月22日、バイオ機能性素材事業を強化するため、英化学大手クローダを9億1,500万ユーロ(約1,200億円)で買収すると発表した。バイオ素材の普及により、穀物大手が化粧品原料等のバイオ機能性素材の分野に進出してきている。買収は2022年夏に完了する予定。
クローダは、世界初のバイオ界面活性剤工場を保有する等、バイオ素材の開発を重視してきた。現在でも、製品原材料の3分の2以上は植物由来。世界中で約1,000人の従業員を抱え、欧州、米州、アジアで大きく事業展開している。クローダは、化粧品原料だけでなく、自動車部品や食品容器・包装等も手掛けている。
カーギルは、すでに、バイオ素材事業拡大のため、FloratechやArkemaのエポキシド事業を買収し、AOREとNatureWorksの間で合弁会社も設立している。
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穀物世界大手米カーギルは12月22日、バイオ機能性素材事業を強化するため、英化学大手クローダを9億1,500万ユーロ(約1,200億円)で買収すると発表した。バイオ素材の普及により、穀物大手が化粧品原料等のバイオ機能性素材の分野に進出してきている。買収は2022年夏に完了する予定。
クローダは、
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クローダは、世界初のバイオ界面活性剤工場を保有する等、バイオ素材の開発を重視してきた。現在でも、製品原材料の3分の2以上は植物由来。世界中で約1,000人の従業員を抱え、欧州、米州、アジアで大きく事業展開している。クローダは、化粧品原料だけでなく、自動車部品や食品容器・包装等も手掛けている。
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