化学世界大手独バイエルと米農業バイオテクノロジーOerth Bioは1月19日、環境負荷低減型農薬の開発でパートナーシップを締結したと発表した。
Oerth Bioは、バイエルのコーポレートベンチャーキャピタル（CVC）Leaps by Bayerと、標的たんぱく質分解治療薬開発Arvinasが2019年に設立した合弁企業。Oerthの特許取得済みたんぱく質分解技術「PROTAC（PROteolysis TArgeting Chimera）」は、医療用として癌等の難病治療向けに開発が進められているが、農業向けの応用開発も進めている。
Oerth BioのPROTACは、標的たんぱく質のみを対象に作用するように設計されており、作物に悪影響を与える雑草、疾病、害虫の特定プロセスを阻害することで、少ない標的たんぱく質分解剤の散布量で、効果が期待できるという。
今回の提携は、Oerth Bioが農業向けPROTACの専門知識と、バイエルの試験、開発、量産のグローバルインフラを組み合わせ、スケーラビリティのある事業化を目指す。
【参照ページ】Bayer launches new collaboration with Oerth Bio to further advance innovations in crop protection
【画像】Bayer
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Oerth Bioは、
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Oerth Bioは、バイエルのコーポレートベンチャーキャピタル（CVC）Leaps by Bayerと、標的たんぱく質分解治療薬開発Arvinasが2019年に設立した合弁企業。Oerthの特許取得済みたんぱく質分解技術「PROTAC（PROteolysis TArgeting Chimera）」は、医療用として癌等の難病治療向けに開発が進められているが、農業向けの応用開発も進めている。
Oerth BioのPROTACは、標的たんぱく質のみを対象に作用するように設計されており、作物に悪影響を与える雑草、疾病、害虫の特定プロセスを阻害することで、少ない標的たんぱく質分解剤の散布量で、効果が期待できるという。
今回の提携は、Oerth Bioが農業向けPROTACの専門知識と、バイエルの試験、開発、量産のグローバルインフラを組み合わせ、スケーラビリティのある事業化を目指す。
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