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【国際】WWFとトヨタ自動車、生物多様性と環境保全分野で5年間のパートナシップ締結

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 WWF(世界自然保護基金)とトヨタ自動車は7月20日、持続可能な社会の実現に向けて5年間の「WWFグローバル・コーポレート・パートナシップ」を7月1日に締結した発表した。このパートナーシップは、WWFとパートナー企業の二者間で、グローバルな規模で、(1)持続可能な事業活動の実現、(2)社会への環境コミュニケーション、(3)WWF自然保護プロジェクトへの資金支援の3分野を含む協働を行うもの。トヨタ自動車の同パートナーシップの締結は、自動車業界として世界初、日本企業としても初。

 今回のパートナーシップを通じてトヨタ自動車が取り組みテーマは、生物多様性の保全と脱炭素社会の実現。WWFが東南アジアの熱帯林と野生生物を保全するために実施している活動「生きているアジアの森プロジェクト”Living Asian Forest Project”」にトヨタ自動車は100万米ドルを提供。さらに、今後5年間プロジェクトへの支援を継続する。現在の活動地域は、インドネシアのボルネオ島とスマトラ島だが、今後メコン地域へも拡大する予定。

 トヨタ自動車が今回のパートナーシップに至った背景には、同社が昨年10月に策定した「トヨタ環境チャレンジ2050」がある。「トヨタ環境チャレンジ2050」では、2050年までに自動車の環境負荷をゼロに近づけるとともに、社会に恩恵をもたらすことを目的としており、6つのチャレンジ項目の一つに「人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ」がある。「生きているアジアの森プロジェクト」では、木材、紙パルム、パーム油、天然ゴムといった自然資源の持続可能な生産と利用を推進しており、トヨタ自動車にとっては、自動車用タイヤに利用される天然ゴムは大いに関係のある品目。天然ゴムの栽培では、熱帯林の破壊や絶滅危惧種の脅威など生物多様性や環境の破壊につながりかねない側面を有しているため、自動車メーカーとして天然ゴムの持続可能性に関する国際基準の策定等へ積極的に貢献していくことを目指すという。

 この他、「トヨタ環境チャレンジ2050」ではチャレンジの一つに「CO2ゼロ」を掲げており、この分野でもWWF等が推進する気候変動プロジェクト「Science Based Targets」にも既に登録。この分野でもWWFと連携していく。

 WWFと「コーポレート・パートナーシップ」を締結している企業には他に、バンク・オブ・アメリカ、HSBCなど金融機関や、コカ・コーラ、グーグル、IKEA、H&M、マークス・アンド・スペンサーなどがある。

【参照ページ】WWFとトヨタ自動車が「生きているアジアの森プロジェクト」と気候変動分野で協働
【参照ページ】Global Corporate Partnership between WWF and TOYOTA 20/7/2016

 WWF(世界自然保護基金)とトヨタ自動車は7月20日、持続可能な社会の実現に向けて5年間の「WWFグローバル・コーポレート・パートナシップ」を7月1日に締結した発表した。このパートナーシップは、WWFとパートナー企業の二者間で、グローバルな規模で、(1)持続可能な事業活動の実現、(2)社会への環境コミュニケーション、(3)WWF自然保護プロジェクトへの資金支援の3分野を含む協働を行うもの。トヨタ自動車の同パートナーシップの締結は、自動車業界として世界初、日本企業としても初。

 今回のパートナーシップを通じてトヨタ自動車が取り組みテーマは、生物多様性の保全と脱炭素社会の実現。WWFが東南アジアの熱帯林と野生生物を保全するために実施している活動「生きているアジアの森プロジェクト”Living Asian Forest Project”」にトヨタ自動車は100万米ドルを提供。さらに、今後5年間プロジェクトへの支援を継続する。現在の活動地域は、インドネシアのボルネオ島とスマトラ島だが、今後メコン地域へも拡大する予定。

 トヨタ自動車が今回のパートナーシップに至った背景には、同社が昨年10月に策定した「トヨタ環境チャレンジ2050」がある。「トヨタ環境チャレンジ2050」では、2050年までに自動車の環境負荷をゼロに近づけるとともに、社会に恩恵をもたらすことを目的としており、6つのチャレンジ項目の一つに「人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ」がある。「生きているアジアの森プロジェクト」では、木材、紙パルム、パーム油、天然ゴムといった自然資源の持続可能な生産と利用を推進しており、トヨタ自動車にとっては、自動車用タイヤに利用される天然ゴムは大いに関係のある品目。天然ゴムの栽培では、熱帯林の破壊や絶滅危惧種の脅威など生物多様性や環境の破壊につながりかねない側面を有しているため、自動車メーカーとして天然ゴムの持続可能性に関する国際基準の策定等へ積極的に貢献していくことを目指すという。

 この他、「トヨタ環境チャレンジ2050」ではチャレンジの一つに「CO2ゼロ」を掲げており、この分野でもWWF等が推進する気候変動プロジェクト「Science Based Targets」にも既に登録。この分野でもWWFと連携していく。

 WWFと「コーポレート・パートナーシップ」を締結している企業には他に、バンク・オブ・アメリカ、HSBCなど金融機関や、コカ・コーラ、グーグル、IKEA、H&M、マークス・アンド・スペンサーなどがある。

【参照ページ】WWFとトヨタ自動車が「生きているアジアの森プロジェクト」と気候変動分野で協働
【参照ページ】Global Corporate Partnership between WWF and TOYOTA 20/7/2016

 WWF(世界自然保護基金)とトヨタ自動車は7月20日、持続可能な社会の実現に向けて5年間の「WWFグローバル・コーポレート・パートナシップ」を7月1日に締結した発表した。このパートナーシップは、WWFとパートナー企業の二者間で、グローバルな規模で、(1)持続可能な事業活動の実現、(2)社会への環境コミュニケーション、(3)WWF自然保護プロジェクトへの資金支援の3分野を含む協働を行うもの。トヨタ自動車の同パートナーシップの締結は、自動車業界として世界初、日本企業としても初。

 今回のパートナーシップを通じてトヨタ自動車が取り組みテーマは、生物多様性の保全と脱炭素社会の実現。WWFが東南アジアの熱帯林と野生生物を保全するために実施している活動「生きているアジアの森プロジェクト”Living Asian Forest Project”」にトヨタ自動車は100万米ドルを提供。さらに、今後5年間プロジェクトへの支援を継続する。現在の活動地域は、インドネシアのボルネオ島とスマトラ島だが、今後メコン地域へも拡大する予定。

 トヨタ自動車が今回のパートナーシップに至った背景には、同社が昨年10月に策定した「トヨタ環境チャレンジ2050」がある。「トヨタ環境チャレンジ2050」では、2050年までに自動車の環境負荷をゼロに近づけるとともに、社会に恩恵をもたらすことを目的としており、6つのチャレンジ項目の一つに「人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ」がある。「生きているアジアの森プロジェクト」では、木材、紙パルム、パーム油、天然ゴムといった自然資源の持続可能な生産と利用を推進しており、トヨタ自動車にとっては、自動車用タイヤに利用される天然ゴムは大いに関係のある品目。天然ゴムの栽培では、熱帯林の破壊や絶滅危惧種の脅威など生物多様性や環境の破壊につながりかねない側面を有しているため、自動車メーカーとして天然ゴムの持続可能性に関する国際基準の策定等へ積極的に貢献していくことを目指すという。

 この他、「トヨタ環境チャレンジ2050」ではチャレンジの一つに「CO2ゼロ」を掲げており、この分野でもWWF等が推進する気候変動プロジェクト「Science Based Targets」にも既に登録。この分野でもWWFと連携していく。

 WWFと「コーポレート・パートナーシップ」を締結している企業には他に、バンク・オブ・アメリカ、HSBCなど金融機関や、コカ・コーラ、グーグル、IKEA、H&M、マークス・アンド・スペンサーなどがある。

【参照ページ】WWFとトヨタ自動車が「生きているアジアの森プロジェクト」と気候変動分野で協働
【参照ページ】Global Corporate Partnership between WWF and TOYOTA 20/7/2016

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 WWF(世界自然保護基金)とトヨタ自動車は7月20日、持続可能な社会の実現に向けて5年間の「WWFグローバル・コーポレート・パートナシップ」を7月1日に締結した発表した。このパートナーシップは、WWFとパートナー企業の二者間で、グローバルな規模で、(1)持続可能な事業活動の実現、(2)社会への環境コミュニケーション、(3)WWF自然保護プロジェクトへの資金支援の3分野を含む協働を行うもの。トヨタ自動車の同パートナーシップの締結は、自動車業界として世界初、日本企業としても初。

 今回のパートナーシップを通じてトヨタ自動車が取り組みテーマは、生物多様性の保全と脱炭素社会の実現。WWFが東南アジアの熱帯林と野生生物を保全するために実施している活動「生きているアジアの森プロジェクト”Living Asian Forest Project”」にトヨタ自動車は100万米ドルを提供。さらに、今後5年間プロジェクトへの支援を継続する。現在の活動地域は、インドネシアのボルネオ島とスマトラ島だが、今後メコン地域へも拡大する予定。

 トヨタ自動車が今回のパートナーシップに至った背景には、同社が昨年10月に策定した「トヨタ環境チャレンジ2050」がある。「トヨタ環境チャレンジ2050」では、2050年までに自動車の環境負荷をゼロに近づけるとともに、社会に恩恵をもたらすことを目的としており、6つのチャレンジ項目の一つに「人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ」がある。「生きているアジアの森プロジェクト」では、木材、紙パルム、パーム油、天然ゴムといった自然資源の持続可能な生産と利用を推進しており、トヨタ自動車にとっては、自動車用タイヤに利用される天然ゴムは大いに関係のある品目。天然ゴムの栽培では、熱帯林の破壊や絶滅危惧種の脅威など生物多様性や環境の破壊につながりかねない側面を有しているため、自動車メーカーとして天然ゴムの持続可能性に関する国際基準の策定等へ積極的に貢献していくことを目指すという。

 この他、「トヨタ環境チャレンジ2050」ではチャレンジの一つに「CO2ゼロ」を掲げており、この分野でもWWF等が推進する気候変動プロジェクト「Science Based Targets」にも既に登録。この分野でもWWFと連携していく。

 WWFと「コーポレート・パートナーシップ」を締結している企業には他に、バンク・オブ・アメリカ、HSBCなど金融機関や、コカ・コーラ、グーグル、IKEA、H&M、マークス・アンド・スペンサーなどがある。

【参照ページ】WWFとトヨタ自動車が「生きているアジアの森プロジェクト」と気候変動分野で協働
【参照ページ】Global Corporate Partnership between WWF and TOYOTA 20/7/2016