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【ハイチ】HP、プラスチック洗浄ラインを2億円かけ増設。海洋プラスチック・リサイクル

 電子機器世界大手米HPは4月18日、200万米ドル(約2.2億円)を投じ、ハイチに回収プラスチックごみを洗浄するラインを追加すると発表した。同社は2016年からハイチで海洋プラスチックを回収し、インク・カートリッジで再生素材として活用するアクションを実施しており、今回生産量を増強する。

【参考】【ハイチ】HP、ごみ埋立場で生計を立てる貧困層を支援。リサイクルフロー確立を同時に目指す(2016年10月12日)
【参考】【アメリカ】HP、サプライヤーのCO2削減とスキル開発で目標設定。ハイチでのプラスチックゴミも再利用(2017年7月4日)
 
 HPは、ハイチでのプラスチック廃棄物回収及びリサイクルで、First Mile Coalitionと協働。すでにペットボトル2,500万本に相当するプラスチック廃棄物325tを回収し、海洋プラスチックになることを防いできた。インク・カートリッジやトナー・カートリッジは、従来から使用済製品を再利用するフローも確立されているため、同社が世界全体で2000年以降に回収したプラスチック量は約9万tに上り、39億本の純正インク・カートリッジやトナー・カートリッジとなっている。

 また、ハイチでのプラスチックごみ回収は、雇用も創出してきた。Thread International and Workと連携した人材集めでは、795人以上が雇用されてきた。また、HP製のPCやプリンターを提供した学習センターも2ヶ所で開設。これらを通じて、児童100人以上が質の高い教育、食事、医療を受けられるようになっている。全体で所得向上の恩恵を受けた人は1,000人と見積もる。

 同社はまた、2018年10月から他社とともに海洋プラスチック問題に対応するイニシアチブ「NextWave Plastics」に参加。同イニシアチブは、2025年までにペットボトル12億本に相当するプラスチック廃棄物2.5万tを最小限にまで減らすことを目標としている。

【参考】【国際】HPとイケア、海洋プラスチック対策「NextWave Plastics」に加盟。合計10機関に(2018年10月25日)
【参考】【アメリカ】HP、持続可能なプリンティング・ビジョン発表。森林破壊、気候変動、サーキュラーエコノミー(2019年3月24日)
 
【参照ページ】HP Expands Efforts to Reduce Ocean‐Bound Plastics

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 電子機器世界大手米HPは4月18日、200万米ドル(約2.2億円)を投じ、ハイチに回収プラスチックごみを洗浄するラインを追加すると発表した。同社は2016年からハイチで海洋プラスチックを回収し、インク・カートリッジで再生素材として活用するアクションを実施しており、今回生産量を増強する。

【参考】【ハイチ】HP、ごみ埋立場で生計を立てる貧困層を支援。リサイクルフロー確立を同時に目指す(2016年10月12日)
【参考】【アメリカ】HP、サプライヤーのCO2削減とスキル開発で目標設定。ハイチでのプラスチックゴミも再利用(2017年7月4日)
 
 HPは、ハイチでのプラスチック廃棄物回収及びリサイクルで、First Mile Coalitionと協働。すでに

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 電子機器世界大手米HPは4月18日、200万米ドル(約2.2億円)を投じ、ハイチに回収プラスチックごみを洗浄するラインを追加すると発表した。同社は2016年からハイチで海洋プラスチックを回収し、インク・カートリッジで再生素材として活用するアクションを実施しており、今回生産量を増強する。

【参考】【ハイチ】HP、ごみ埋立場で生計を立てる貧困層を支援。リサイクルフロー確立を同時に目指す(2016年10月12日)
【参考】【アメリカ】HP、サプライヤーのCO2削減とスキル開発で目標設定。ハイチでのプラスチックゴミも再利用(2017年7月4日)
 
 HPは、ハイチでのプラスチック廃棄物回収及びリサイクルで、First Mile Coalitionと協働。すでに

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 電子機器世界大手米HPは4月18日、200万米ドル(約2.2億円)を投じ、ハイチに回収プラスチックごみを洗浄するラインを追加すると発表した。同社は2016年からハイチで海洋プラスチックを回収し、インク・カートリッジで再生素材として活用するアクションを実施しており、今回生産量を増強する。

【参考】【ハイチ】HP、ごみ埋立場で生計を立てる貧困層を支援。リサイクルフロー確立を同時に目指す(2016年10月12日)
【参考】【アメリカ】HP、サプライヤーのCO2削減とスキル開発で目標設定。ハイチでのプラスチックゴミも再利用(2017年7月4日)
 
 HPは、ハイチでのプラスチック廃棄物回収及びリサイクルで、First Mile Coalitionと協働。すでにペットボトル2,500万本に相当するプラスチック廃棄物325tを回収し、海洋プラスチックになることを防いできた。インク・カートリッジやトナー・カートリッジは、従来から使用済製品を再利用するフローも確立されているため、同社が世界全体で2000年以降に回収したプラスチック量は約9万tに上り、39億本の純正インク・カートリッジやトナー・カートリッジとなっている。

 また、ハイチでのプラスチックごみ回収は、雇用も創出してきた。Thread International and Workと連携した人材集めでは、795人以上が雇用されてきた。また、HP製のPCやプリンターを提供した学習センターも2ヶ所で開設。これらを通じて、児童100人以上が質の高い教育、食事、医療を受けられるようになっている。全体で所得向上の恩恵を受けた人は1,000人と見積もる。

 同社はまた、2018年10月から他社とともに海洋プラスチック問題に対応するイニシアチブ「NextWave Plastics」に参加。同イニシアチブは、2025年までにペットボトル12億本に相当するプラスチック廃棄物2.5万tを最小限にまで減らすことを目標としている。

【参考】【国際】HPとイケア、海洋プラスチック対策「NextWave Plastics」に加盟。合計10機関に(2018年10月25日)
【参考】【アメリカ】HP、持続可能なプリンティング・ビジョン発表。森林破壊、気候変動、サーキュラーエコノミー(2019年3月24日)
 
【参照ページ】HP Expands Efforts to Reduce Ocean‐Bound Plastics

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