Sustainable Japan | 世界のサステナビリティ・ESG投資・SDGs

【国際】プライベートエクイティ大手ブラックストーン、投資先CEOにESG課題の取締役定期報告を要求

 プライベートエクイティ世界大手米ブラックストーンは、投資先企業のCEOに対し、ESG課題を定期的に取締役会に報告するよう要求する書簡を送付した。同社で同様のアクションは今回が初めて。英紙ロイターが5月4日、報じた。

 ブラックストーンは、以前から社内のESGチームを強化しており、4月には、米国、欧州、アジアで3つのESGの上級職ポジションを設置したばかり。現在、同社のマジョリティ出資企業は200社以上、不動産投資アセットは8,500物件以上。全アセットクラスでESG投資にコミットしており、2020年には世界全体で出資後3年以内に当該企業のエネルギー消費を削減し、二酸化炭素排出量を15%削減する戦略も表明している。さらに米国と欧州では、女性取締役比率を3分の1以上に高めるアクションも発動している。

 今回の投資先企業のCEOに求める報告は、気候変動リスク、グリーンビルディング認証等の環境認証、従業員ダイバーシティ、人権コミットメント。具体的な共通報告フレームワークも検討しているという。

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 ブラックストーンは、

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 ブラックストーンは、以前から社内のESGチームを強化しており、4月には、米国、欧州、アジアで3つのESGの上級職ポジションを設置したばかり。現在、同社のマジョリティ出資企業は200社以上、不動産投資アセットは8,500物件以上。全アセットクラスでESG投資にコミットしており、2020年には世界全体で出資後3年以内に当該企業のエネルギー消費を削減し、二酸化炭素排出量を15%削減する戦略も表明している。さらに米国と欧州では、女性取締役比率を3分の1以上に高めるアクションも発動している。

 今回の投資先企業のCEOに求める報告は、気候変動リスク、グリーンビルディング認証等の環境認証、従業員ダイバーシティ、人権コミットメント。具体的な共通報告フレームワークも検討しているという。

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