【日本】日産、ESG債・ローンでフレームワーク発表。研究開発・開発設計ではハイブリッド車除外

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　日産自動車は8月2日、サステナブルボンド（ESG債）やサステナブルローン（ESGローン）での資金調達フレームワークとして、「日産自動車・販売金融子会社サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」を発表した。英語版を正とし、日本語版を副とした。

　資金使途は、

　日産自動車は8月2日、サステナブルボンド（ESG債）やサステナブルローン（ESGローン）での資金調達フレームワークとして、「日産自動車・販売金融子会社サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」を発表した。英語版を正とし、日本語版を副とした。

　資金使途は、「クリーン輸送」「スコープ1と2の削減」「生産での水・廃棄物マネジメント」「EV社会実現のためのインフラ整備」「Vehicle-to-Everything（V2X）」「自動運転関連技術での顧客インクルージョンと気候変動緩和」「MaaSでの気候変動緩和」。セカンドオピニオンはサステイナリティクス。

　今回のフレームワークの特徴は、販売ではハイブリッド車（HV）を入れたが、研究開発・開発設計ではハイブリッド車（HV）を除いた点。日産自動車の意思からサステイナビリティクスとの協議の中での妥結となったのかは不明。

　セカンドオピニオンでのガイドライン整合性では、国際資本市場協会（ICMA）のグリーンボンド原則（GBP）、ソーシャルボンド原則（SBP）、サステナビリティボンド・ガイドライン（SBG）と、グリーンローン原則（GLP）及びソーシャルローン原則（SLP）を活用。日本のガイドラインとの適格性確認は外しており、グローバルを重視した形をとった。

【参照ページ】日産自動車、EVや持続可能な技術への資金調達を可能とするサステナブル・ファイナンス・フレームワークを策定