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【国際】CBI、水素製造・供給で気候債券基準案発表。パブコメ募集

 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は8月10日、水素製造・供給分野を対象とした気候債券基準(CBS)案を発表。パブリックコメントの受付を開始した。

 CBIは2022年11月、水素製造のみを対象としたCBSを発行しているが、今回、水素供給にも拡大。水素のライフサイクル全体を対象とできるよう、低炭素水素の製造、処理、変換、輸送、貯蔵に関する適格な資産、プロジェクト、事業体に適用される。最終用途を除き、水素のバリューチェーン全体が対象となる。

 今回の策定した基準案では、グリーン水素生産のための再生可能エネルギー発電設備関連資金や電解槽の製造や購入に関する資金は全て適格となる。一方、ブルー水素を実現するためのスキームとなる炭素回収・利用・貯留(CCUS)に関しては、排出される二酸化炭素を90%以上回収することが条件となり、パイプラインでは炭素漏出、貯留場所では地理的な適格性についても要件が設定された。

【参照ページ】Open for Public Consultation Hydrogen Production and Delivery Criteria: Expanding Sustainable Investments through Certified Climate Bonds for Hydrogen Production and Infrastructure Development.

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 CBIは2022年11月、

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 CBIは2022年11月、水素製造のみを対象としたCBSを発行しているが、今回、水素供給にも拡大。水素のライフサイクル全体を対象とできるよう、低炭素水素の製造、処理、変換、輸送、貯蔵に関する適格な資産、プロジェクト、事業体に適用される。最終用途を除き、水素のバリューチェーン全体が対象となる。

 今回の策定した基準案では、グリーン水素生産のための再生可能エネルギー発電設備関連資金や電解槽の製造や購入に関する資金は全て適格となる。一方、ブルー水素を実現するためのスキームとなる炭素回収・利用・貯留(CCUS)に関しては、排出される二酸化炭素を90%以上回収することが条件となり、パイプラインでは炭素漏出、貯留場所では地理的な適格性についても要件が設定された。

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