プラスチック世界大手オーストリアのアルプラは10月12日、世界初のカーボンニュートラルなリサイクル再生PET（rPET）生産を実現したと発表した。
同社は、カーボンニュートラルのrPETを生産するために、再生PETを生産しているオーストリア・ヴェラースドルフ工場とポーランド・ラドムスコ工場の電力を再生可能エネルギーに切り替え、バージンプラスチックの生産と比べ、二酸化炭素排出量を最大で90%削減することに成功。残った排出量も、カーボンオフセットで相殺し、カーボンニュートラルを達成した。
オーストリアでは、フォアアールベルク州の企業10社が中心となって、2025年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ（カーボンニュートラル）を実現することを目指すイニシアチブ「Klimaneutralitätsbündnis2025」が2015年に発足。現在までにアルプラを含む144社が加盟している。同イニシアチブを通じて、ニカラグア、中国、エチオピア等でも二酸化炭素排出量削減アクションを展開。アジアとアフリカでは、ペットボトルと太陽光発電で水を殺菌し、清潔な飲料水を提供する団体「Helioz」の支援もしている。
【参照ページ】The world’s first carbon-neutral rPET
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同社は、
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オーストリアでは、フォアアールベルク州の企業10社が中心となって、2025年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ（カーボンニュートラル）を実現することを目指すイニシアチブ「Klimaneutralitätsbündnis2025」が2015年に発足。現在までにアルプラを含む144社が加盟している。同イニシアチブを通じて、ニカラグア、中国、エチオピア等でも二酸化炭素排出量削減アクションを展開。アジアとアフリカでは、ペットボトルと太陽光発電で水を殺菌し、清潔な飲料水を提供する団体「Helioz」の支援もしている。
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