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【国際】3M、2025年までにバージンプラスチック消費量を5700t削減。カーボンニュートラル

 化学世界大手米3Mは4月22日、2025年までにバージンプラスチック消費量を5,700t削減する目標を新たに設定した。2050年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)に向けたアクションの一つ。

 同社の消費財製品グループは、容器での再生プラスチックやバイオプラスチックの活用や、プラスチック消費量を削減できる製品設計への転換を実施。例えば、キッチン用汚れ落としクリーナー「スコッチ・ブライト」では、再生プラスチック含有量が75%、パッケージでは100%再生プラスチックでリサイクル可能なものを活用する。

 今回同社は、プラスチック汚染は世界的な課題であり、バージンプラスチック製造は、二酸化炭素排出に繋がり、気候変動に悪影響を与えると言及。国際環境法センター(CIEL)は、2050年までにプラスチック関連産業からの二酸化炭素排出量は、27.5億tになり、石炭火力発電615機相当になると推定していることにも触れた。3Mは、化石燃料プラスチックからの転換により、課題の解決を進める。

 同社は、研究者やエンジニア、科学者、サプライヤー、顧客、NGO、地域コミュニティ等と協働し、素材と製品のサーキュラーエコノミーを推進。全ての新製品に対し、リサイクル性・再生素材活用・再利用等のサステナビリティ・バリュー・コミットメントを設定し、ポジティブインパクトを創出する。

 さらに同社は、2019年からサーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団のイニシアチブに加盟。加盟企業らと協働し、リサイクル・インフラや教育、研究の促進に向けたリサイクル・インクルージョン基金への投資も行った。その他にも、米インパクト投資ファンド運用Closed Loop Partners(CLP)への支援や米国・カナダのリサイクル施設の設立等を実施した。

【参照ページ】3M innovates to reduce plastic use, improve environmental footprint

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 化学世界大手米3Mは4月22日、2025年までにバージンプラスチック消費量を5,700t削減する目標を新たに設定した。2050年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)に向けたアクションの一つ。

 同社の消費財製品グループは、

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 化学世界大手米3Mは4月22日、2025年までにバージンプラスチック消費量を5,700t削減する目標を新たに設定した。2050年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)に向けたアクションの一つ。

 同社の消費財製品グループは、

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 化学世界大手米3Mは4月22日、2025年までにバージンプラスチック消費量を5,700t削減する目標を新たに設定した。2050年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)に向けたアクションの一つ。

 同社の消費財製品グループは、容器での再生プラスチックやバイオプラスチックの活用や、プラスチック消費量を削減できる製品設計への転換を実施。例えば、キッチン用汚れ落としクリーナー「スコッチ・ブライト」では、再生プラスチック含有量が75%、パッケージでは100%再生プラスチックでリサイクル可能なものを活用する。

 今回同社は、プラスチック汚染は世界的な課題であり、バージンプラスチック製造は、二酸化炭素排出に繋がり、気候変動に悪影響を与えると言及。国際環境法センター(CIEL)は、2050年までにプラスチック関連産業からの二酸化炭素排出量は、27.5億tになり、石炭火力発電615機相当になると推定していることにも触れた。3Mは、化石燃料プラスチックからの転換により、課題の解決を進める。

 同社は、研究者やエンジニア、科学者、サプライヤー、顧客、NGO、地域コミュニティ等と協働し、素材と製品のサーキュラーエコノミーを推進。全ての新製品に対し、リサイクル性・再生素材活用・再利用等のサステナビリティ・バリュー・コミットメントを設定し、ポジティブインパクトを創出する。

 さらに同社は、2019年からサーキュラーエコノミー推進の英エレン・マッカーサー財団のイニシアチブに加盟。加盟企業らと協働し、リサイクル・インフラや教育、研究の促進に向けたリサイクル・インクルージョン基金への投資も行った。その他にも、米インパクト投資ファンド運用Closed Loop Partners(CLP)への支援や米国・カナダのリサイクル施設の設立等を実施した。

【参照ページ】3M innovates to reduce plastic use, improve environmental footprint

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