【国際】グローバル地熱アライアンス49ヶ国、2030年までに地熱発電5倍、地熱暖房3倍で合意

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　グローバル地熱アライアンス（GGA）の加盟49ヶ国は9月30日、地熱エネルギーの導入を拡大するための国際宣言「サンサルバドル宣言」を採択した。2030年までに地熱発電の設備容量を5倍、地熱暖房の設備容量を3倍に増やす目標で合意した。

　GGAは、

　グローバル地熱アライアンス（GGA）の加盟49ヶ国は9月30日、地熱エネルギーの導入を拡大するための国際宣言「サンサルバドル宣言」を採択した。2030年までに地熱発電の設備容量を5倍、地熱暖房の設備容量を3倍に増やす目標で合意した。

　GGAは、第21回気候変動枠組条約パリ締約国会議（COP21）の場で2015年に発足。2016年にアクションプランを採択し、2017年に第1回ハイレベル会合を開催。2030年までに地熱発電の設備容量を5倍、地熱暖房の設備容量を2倍以上に増やす目標を掲げた「フィレンツェ宣言」を採択した。その後の2018年に日本政府も加盟。そして今回、5年ぶりに第2回ハイレベル会合が開催された。

　GGAの現在の加盟国は、日本、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、ポルトガル、オランダ、スイス、ポーランド、ルーマニア、アイスランド、トルコ、インド、パキスタン、インドネシア、マレーシア、フィリピン、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、エルサルバドル、コスタリカ、チリ、ペルー、アルゼンチン、ウルグアイ、ボリビア、コロンビア、エクアドル、エジプト、ケニア、エチオピア、タンザニア、ジブチ、ウガンダ、ブルンジ、ザンビア、ジンバブエ、コモロ、フィジー、モントセラト、ニュージーランド、パプアニューギニア、セントビンセント・グレナディーン、ソロモン諸島、トンガ、バヌアツ。

　GGAは、国際再生可能エネルギー機関（IRENA）が主導。国際地熱協会（IGA）が協力している。地熱エネルギーは、2021年に1.6GWに増加。しかし、依然としてエネルギーミックスの構成比率は低く、2030年までに飛躍させようとしている。
　
【参照ページ】San Salvador Declaration Strengthens Global Collaboration on Geothermal Deployment
【参照ページ】Global Geothermal ALLIANCE Geothermal Alliance
【参照ページ】SAN SALVADOR DECLARATION