Sustainable Japan | 世界のサステナビリティ・ESG投資・SDGs

【国際】コカ・コーラとボトラー8社、サステナビリティ特化型VC設立。190億円拠出

 食品世界大手米コカ・コーラ・カンパニーと、欧州・アジア飲料大手コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP)等ボトラー8社は7月12日、1.3億米ドル(約190億円)規模のサステナビリティ特化型ベンチャーキャピタル・ファンド「Greycroft Coca-Cola System Sustainability Fund」を設立すると発表した。

 参画企業は、コカ・コーラ・カンパニー、コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP)、コカ・コーラボトリングカンパニー・ユナイテッド、コカ・コーラ・コンソリデーテッド、コカコーラ・フェムサ、コカ・コーラ・ヘレニック・ボトリング・カンパニー(HBC)、スワイヤー・コカ・コーラ、Reyes Coca-Cola Bottling、Arca Continentalの9社。各社が1,500万米ドル(約21億円)ずつ拠出する。

 今回設立するファンドでは、コカ・コーラ・グループとボトラーを併せた「コカ・コーラシステム」全体の二酸化炭素排出量の削減可能性が高い「パッケージング」「冷暖房」「施設」「流通」「サプライチェーン」の5分野に注力。ファンド運用は、米ベンチャーキャピタルのグレークロフトが担う。CCEPは、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のCCEPベンチャーズを通じた投資も進めており、今回のアクションはそれを補完するもの。

【参考】【ヨーロッパ】CCEPのCVC、大学とCCUの共同研究へ。容器原料や飲料成分等の利用模索(2023年2月6日)

 コカ・コーラシステム全体では、これまでも共同プロジェクトを展開。CCEPとインドネシア容器製造Dynapack Asiaのインドネシアでのリサイクル施設の設立、CCEPベンチャーズを通じた蘭プラスチック・リサイクルCuRe Technologyへの出資、コカ・コーラ・カンパニーとArca Continental等による再生PET加工PetStarへの出資、コカ・コーラ・ビバレッジズ・フィリピン(CCBPI)とインドラマ・ベンチャーズによるフィリピン最大のPETリサイクル工場への投資等を進めている。

【参考】【ヨーロッパ】コカ・コーラの西欧ボトラー、ペットボトル・リサイクルCuReに出資。高度な独自技術(2020年7月24日)

【参照ページ】Coca-Cola Europacific Partners joins The Coca-Cola Company and seven bottling partners to launch sustainability-focused venture capital fund
【画像】CCEP

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 食品世界大手米コカ・コーラ・カンパニーと、欧州・アジア飲料大手コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP)等ボトラー8社は7月12日、1.3億米ドル(約190億円)規模のサステナビリティ特化型ベンチャーキャピタル・ファンド「Greycroft Coca-Cola System Sustainability Fund」を設立すると発表した。

 参画企業は、

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 食品世界大手米コカ・コーラ・カンパニーと、欧州・アジア飲料大手コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP)等ボトラー8社は7月12日、1.3億米ドル(約190億円)規模のサステナビリティ特化型ベンチャーキャピタル・ファンド「Greycroft Coca-Cola System Sustainability Fund」を設立すると発表した。

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 食品世界大手米コカ・コーラ・カンパニーと、欧州・アジア飲料大手コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP)等ボトラー8社は7月12日、1.3億米ドル(約190億円)規模のサステナビリティ特化型ベンチャーキャピタル・ファンド「Greycroft Coca-Cola System Sustainability Fund」を設立すると発表した。

 参画企業は、コカ・コーラ・カンパニー、コカ・コーラ・ユーロパシフィック・パートナーズ(CCEP)、コカ・コーラボトリングカンパニー・ユナイテッド、コカ・コーラ・コンソリデーテッド、コカコーラ・フェムサ、コカ・コーラ・ヘレニック・ボトリング・カンパニー(HBC)、スワイヤー・コカ・コーラ、Reyes Coca-Cola Bottling、Arca Continentalの9社。各社が1,500万米ドル(約21億円)ずつ拠出する。

 今回設立するファンドでは、コカ・コーラ・グループとボトラーを併せた「コカ・コーラシステム」全体の二酸化炭素排出量の削減可能性が高い「パッケージング」「冷暖房」「施設」「流通」「サプライチェーン」の5分野に注力。ファンド運用は、米ベンチャーキャピタルのグレークロフトが担う。CCEPは、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のCCEPベンチャーズを通じた投資も進めており、今回のアクションはそれを補完するもの。

【参考】【ヨーロッパ】CCEPのCVC、大学とCCUの共同研究へ。容器原料や飲料成分等の利用模索(2023年2月6日)

 コカ・コーラシステム全体では、これまでも共同プロジェクトを展開。CCEPとインドネシア容器製造Dynapack Asiaのインドネシアでのリサイクル施設の設立、CCEPベンチャーズを通じた蘭プラスチック・リサイクルCuRe Technologyへの出資、コカ・コーラ・カンパニーとArca Continental等による再生PET加工PetStarへの出資、コカ・コーラ・ビバレッジズ・フィリピン(CCBPI)とインドラマ・ベンチャーズによるフィリピン最大のPETリサイクル工場への投資等を進めている。

【参考】【ヨーロッパ】コカ・コーラの西欧ボトラー、ペットボトル・リサイクルCuReに出資。高度な独自技術(2020年7月24日)

【参照ページ】Coca-Cola Europacific Partners joins The Coca-Cola Company and seven bottling partners to launch sustainability-focused venture capital fund
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